昨日は休みだったので庭の草取りをした。ぼくはよく思う。この草たちが、もっと美しく、上品で、行儀よく生えていてくれたら、ぼくはキミたちを抜いたりはしないだろう、と。昭和天皇は「雑草という草はない」と言われたそうだが、ぼくも同感だ。心優しいぼくはこの名も知れぬ草たちをほんとうは抜きたくはない。しかし、放っておくと、この家の持ち主は無精者だな、という、実に正確なレッテルを貼られてしまう。いや、もう貼られてしまっている。で、何を言いたかったかというと、昨日の草取りのせいで、ぼくは軽い熱中症にかかってしまったのだ。もう少しでぶっ倒れるところだった。いまだに頭がふらふらする。脳みそが少し煮えてしまったのだ。というわけで、もう寝ます
ある暑い日のフライマン
街の中を走っているとき、外気温は35度と表示されていた。たしかに今日は暑い。となりの女性に、クーラーを入れようか? と聞くが、いや、いい。という。窓を開けて走っているのは、ぼくらの車くらいだ。用事を済ませ、どこかで昼ご飯を食べることにした。
頭に浮かんだのは例によって海の横の食堂だった。ここで海鮮丼を食べよう、ということになった。こんな暑い日に熱いものを食べるのは変わり者である。ところが思いがけず困った問題が発生した。この店は、ご飯のお代わりができるのだが、常識的に考えて海鮮丼のお代わりができるとは思えない。ぼくは猛烈な暑さのせいで猛烈に腹が減っていたので、しかたなくお代わりのできる魚フライを注文した。運ばれてきた魚フライを半分食べたところで、ご飯のお代わりをし、やってきたお姉さんに聞いてみた。海鮮丼でお代わりはできるんですか? なんだか恥ずかしい質問だった。しかし、答えは意外にも「できますよ、ふつうのご飯か酢飯が選べます」とのことだった。
ラジオはテレビより近い

聞くかどうか迷ったんだけど、ヒマだったので聞いてしまった。意外だったことが二つ。一つ目は、ぼくは村上春樹の声を知っているつもりでいて、実は知らなかったということ。二つ目は、彼の声に、上手に年をとった男特有のリズムと色気が備わっていたこと。ぼくがこれまでイメージしていた村上春樹は、早口で甲高い声でしゃべっていたが、ラジオの向こうの村上春樹は、落ち着いたバーのカウンターでウイスキーを飲みながらしゃべっているように感じられた
スピーカーの音をマイクで拾ったので音は悪いです
あなたホラ、なにか書いてあるわよ
2003年の夏
2003年の火星大接近は21世紀最大の大接近であった。その頃はまだフェイスブックもブログもなかったが、当時の模様は某コーヒー店のホームページに開設された掲示板に投稿されていた
見よ、あれが火星だ

子供 とーちゃん、火星ってどれさ?
父 ふん、お前は何も知らんのか。学校でナニをやっとるんだ。
子供 とーちゃん、もったいぶってないで早く教えてくれよ。
父 ほら、あの赤いのがソレだ。アキコ、花形にもちゃんと教えとくんだぞ。あいつは理科が苦手そうだからな。
2003/06/11(Wed) 23:59
火星も遠かった
次の大接近は17年後。オレ、いないかも
走れ、八月の男
光る海、光る大空、光る大地。
毎日、ホントに暑いですね。
地球大接近
今宵、火星人たちは地球に望遠鏡を向けて楽しんでいるに違いない。ニュースでは「15年ぶりの地球大接近」を大々的に報じたことだろう。火星人はヒマなのでそういう役に立たない話題でも盛りあがることができる。一方、地球から火星を眺めるつもりだったぼくは(もちろん缶ビール片手に)、今宵、一人さびしくパソコンに向かっている。迷惑なカメ台風が近くをうろついているせいだ。今夜は望遠鏡を火星に向け、写真を撮影する予定にしていた。そのためにamazonで器具も調達していたのに
夏に読みたくなる本の一つにブラッドベリの火星年代記がある。これはSFに分類されるのだけど、内容は壮大な抒情詩といった趣。ちょっと枯れた大人向きの、切ない物語。いや、絵本かな。絵はないけれど











