昨夜、田口ランディさんのブログで、彼女のお父さんが亡くなられたことを知った。1月4日だったそうだ。ぼくは驚き、そして、とても不思議な感じがした。ランディさんのブログはほぼ毎日チェックしていたのだけど、昨年末から更新が止まっていた。ランディさんの記事はメルマガ時代から愛読してたのだけど、特に彼女とお父さんとの格闘?を描いた記事はリアルで印象深かった。今思えば、田口さんのお父さんは「田口ランディ」に含まれていたような気がする。だから、ランディさんのお父さんが亡くなられたことを知ったとき、ぼくは「田口ランディ」も同時にいなくなったような気がしたのだった。これからランディさんはどうなるのだろう。ぼくにとって、田口ランディという作家は特別で不思議な存在だ。
田口ランディさんのHPはこちら
http://www.randy.jp/
“妙な喪失感” への2件の返信
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こちらで初めて知りました。
私も最近ブログチェックしてなくて・・・。
お父さんとの葛藤は、自分に重なる部分があって
ランディさんのエッセイにはかなり救われました。
安らかに旅立たれたようですね。
でも、やっぱりさびしい感じしますね。
ぼくはねこみちさんのブログを読んでいて、ランディさんを思い浮かべることがたびたびありました。そこにはまさに葛藤と呼べるものがあるように思えました。他人でないが故に生ずる、強いエネルギーの渦。ランディさんのお父さんも、理性では分かっていながら、それに勝る、自らは制御しにくいなにか根源的な力に支配され、ランディさんを打ちのめしてしまう。これはランディさんがよく取り上げる、アニミズムに通じる何かを感じさせられます。ところで、今度出た新刊、「キュア」はかなりの力作だというウワサですよ。