夜のドライブ

夜、ドライブを兼ねて、郵便物を10キロ離れた郵便局まで届けに行った。途中、踏切の近くに来た時、急に強い胸騒ぎがした。でも、踏切を渡り、しばらく走ると忘れてしまった。郵便局の近くに車を止め、局内のポストに投函した。帰り道、さっきの踏切の手前のカーブで、闇の向こうに信号灯を振り回している人影を認めた。右側の車線をのろのろ走った。路面が油で濡れ、その先にパトカーが止まっていた