臆面もなく昨日の記事から続くのだった
人生を生きよ、とフェルナンド・ペソアは言う。
「現実生活のどんな行為も、本当に行動しているのは自分ではない。動かされているのだ」
「なぜなら現実生活は、世間の生活は、自分自身に属しているどころか、他人のものであるからだ」(ぼくはまだ見てないけど、黒沢映画「生きる」がこの問題を扱っているんじゃないかと思う)
先日、夕食を食べながらヨッパライ某と話した。人はなぜ危ないところに行きたがるのか。植村さんはなぜ北極に出かけたのか。
もしかするとその答えがペソアの言うこれなのかもしれない。
「本当の自分自身であれ。それは夢みることによってしか到達できない」