ヒメジョオン

小雨に煙った公園は墓地のようにひっそりしていて、時折、なにか思い出したように鳴くホトトギスの声がやけに大きい

ヒメジョオン。むかしある歌を聞いて好きになった

同じ場所を道に迷った者のように歩き回っているうちに、ふと識閾が曖昧になり、ぼくが何故ここにいるのか分からなくなる

山を越えて海に向かった。田んぼの土手をヒメジョオンが埋め尽くしていた

昼食はいつものように漁港近くのスシ屋で