朝起きると青い空が宇宙の果てまで広がっていた。そういうわけなのでコーヒーをポットに詰め、どこかに出かけることにした。
ぼくは坂を上り、信号を曲がって、きれいに舗装されたまっすぐな道を北に走った。どこまで走っても、うそみたいに青空だった。ぼくは運転しながらつぶやいた。つまらないや。空に雲が一つもないなんて。
車は山の天辺にある湖に着いた。そろそろ昼食の時間だったけど、おなかは空いてなかった。そういうわけで、近くの山に登ってみることにした。
山の頂から見えたのは、灰を降らすあの山と、きのう雪が積もったというあの山だった。肝心の湖はまったく見えなかった。
下りは別のルートを選んだ。勾配が緩やかで、鼻歌気分で歩くことができた。でも、運動靴だったので、時々すべった。
杉林は単純で、つまらなかったが、途中から雑木林になり、空を覆う広葉樹の若葉が目を楽しませてくれた。
山を降り、湖畔を歩いた。
腹がへってきたので、持ってきた弁当を食べた。ぼくはおにぎりを10個くらい食べた。
ソフトクリームがなかったのでヤキイカを食べた。
ボートにも乗りたかったけど、となりの町にある、その名を口にすると誰もが思わず笑ってしまうという、あの大きな木も見たかったので、今回はあきらめることにした。
“青空” への5件の返信
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鹿児島の風景を見てほっとします。
コンロンビアを久しぶりに購入しました。
きゃぁ~~~~っ、うまい!!!
と思い、こちらにコメントしました。
コロンビア飲んで叫んでくれてありがとう。
叫んでる顔が目に浮かんでしまいましたがよ。
今回は藺牟田池の風景でしたが、今度また、枕崎辺りの風景を載せようと思います。
風景のリクエストがあれば受け付けます。よろぴく~
笑わずにはいられません[E:note]
(クスッ)
樹齢何千年ほどのでしょうか[E:sign01]
北にも行かれるんですね。
お漬物は持っていきましたか?
☆sotto-voceさん、この木、日本最大の巨木と認定されているそうで、樹齢はなんと約1億5千万年だそうです!信じられませんよね。
(ほんとうは1500年らしいですけど。)こちらに詳しいですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%B2%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%82%B9
☆べにこさん、10回に1回の割合で北に行きます。ところで、言われてみれば漬物が入ってませんでした。そのせいか、いまいち気分が盛り上がりませんでした。次回は忘れずに持って行こうと思います。