Hello!

Vaio夜、パソコンを開いて仕事をしていたら、突然画面が青くなり、謎の英文が現れた。
Hello!
ぼくは映画マトリクスを思い出した。不思議の世界からお呼びがかかったのである。と、いう展開になるのはマンガや映画の中だけだ。Hello!ではなく、Error!だったからだ。それはメモリーがどうしたのディスプレィドライバーがこうしたのと数学の先生が生徒を諭すようなウルサイ文章だった。以降、電源は入るものの、起動しなくなった。早い話が、ぼくのVAIOは壊れたのだ。とっさに思ったのは、保証期間は切れてないか、だった。もちろん、切れていた。2年以上使っているのだ。とりあえずマニュアルを引っ張り出してリセットボタンを押したり、電源を抜いて放置したり、いろいろやってみたがだめだった。なんてことだ、可愛い女性に対してそうするように、大事に扱ってやったのに。ぼくはVAIOに対して腹が立ってきた。しかし、ぼくはもう大人だった。彼女は病気なのだ。原因はなんだろう。そういえばここのところ空気が乾燥している。静電気の帯電でメモリーまわりにトラブルが起きてるかもしれない。彼女はデリケートなのだ。ぼくは慎重に裏返し、フタを開け、メモリーをいったん取り外して再セット、フタを閉じた。スイッチオン。
Hello!
彼女は再びぼくにほほえんだ。

“Hello!” への6件の返信

  1. >彼女は再びぼくにほほえんだ。
    今宵の彼女は特に美しく妖艶だ。
    ぼく 「そこからでておいでよー」
    彼女「いいの~? ちょうど退屈していたところなの」
                             続く

  2. いやああ、今朝「朝の更新」をしておりまして、「さていざ保存ボタンを押すぞ~」というところで、いきなりVAIOくんの電源が「ふっ」と途切れ、「ああ?!コショー―?」と慌てました。IT音痴のこと、「ああ、即パソコンショップにもってって直さなきゃ、ああ、直らなかったらどうしよう。」と大慌て。「即電源アダプターをはずしてもってく準備を」と確認したら、コンセントが外れてました。単にバッテリー切れだったのです。ありがち。1999年のなので、よく働いてくれているのです。疑ってごめんよ。

  3. chikako~♪さん、ぼくはいつもそう唱えてるんですが、出てきてくれんのですよ。
    春さんところのはVAIOクンなんですね。そりゃオマンマをやらなきゃ起きてくれんでしょう、やっぱ。これからも愛してあげてください。
    べにこさん、VAIOなんですよ~。べにこさんは違うのかな。まさかmacじゃないよね。

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