South Bound

120913_01
南の島で仕事をしている友人が、南の島から新しい話を持ってやってきた。ああ、今年も南の島に行けなかった。今年こそ、来年こそは、といつも思いつつ。
ああ、明日にでも行こう、あの島へ。そしてあそこに小屋を立てよう。壁は泥土、屋根は草葺きでいい。豆の畑は畝を九つ、蜂蜜用の巣はひとつ。その蜂たちの羽音のなかで独り暮そう。ああ、あそこなら、いつかは心も安らぐだろう
イニスフリーの湖島 イェイツ 加島祥造 訳

“South Bound” への2件の返信

  1. 自らの欲望に素直な詞ですね。
    ふと、スカボローフェアの歌詞を思い出しました。

  2. 欲望に素直になるほうが、人生はドラマチックになるのでしょうね。幸せになるとは限りませんけど。スカボローフェア、昨日も店でかけてました。季節の変わり目になると、こういう、孤独な空気感のある歌詞に触れたくなります

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