さくらを見たあと砂漠を歩いた

電車は北に走っていた。川を渡り、トンネルを抜け、街の中を疾風のように走る。桜がいっぱい。どこまで走っても桜が満開

バスに乗り換え、なんとかという城に着く。桜が満開

お皿を数える幽霊で有名な井戸。真昼なので、ちっとも怖くなかった。写真中央にあるのが井戸

いつかは行きたいと思う。星と風と、砂しかない、あの砂漠

飛行機で不時着したら、そこには井戸があって、目の光るヘビがいてキツネがいる。キツネはぼくにこう言う。君は友だちだから教えてあげる。大切なものは目に見えないんだ