きょうは定休日。飽きもせず南薩へ車を走らせる。
運転はヨッパライ某に任せ、ぼくはもっぱら外の景色を楽しんでいた。
水色の空を白い羊雲が流れていく。
さっきから後ろで変な音がする。ゴゴゴ。
「なんだろうね」二人は訝りながらも、たいして気にせず走り続けた。
指宿の街に入ったあたりで、右折車線に移ったドライバーが笑いながら言った。
「パンクしてるよ」
ぼくは少しも驚かなかった。とっくにそのことに気づいていたのだ。ぼくは休みには仕事をしないと決めている。
ぼくのオートクルーズ装置は休み気分に水をさす信号は届かない仕様になっている。
“休日モード” への1件の返信
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自己レスです。
最近気づいたんですが、「見たくない、聞きたくない」と思っている事柄が、実際に見えなかったり聞こえなかったりするようなんです。下意識に閉じ込められたまま出てこない。なにか、まずいことになってるんじゃないか不安です(笑)