故郷は地球

110221_10
ブランコをぐんぐんこいで、ついに引力をふりきり、月まで飛びそうになったとき、ぼくは地球を意識する。地球との別れをはっきり感じるからだ。ブランコは地球を思い出させる乗り物だ。おなじく地球を意識させるベンチがある。なぜそうなるかは分からないがとにかくそうなる。

“故郷は地球” への2件の返信

  1. ジャミラ、あの名作ですね。あの物語は実に切なかった。ぼくの心に残るウルトラ作品のベストスリーの一つです。ところでkoji4432さんは最近、ブランコをこぎましたか? 思い切りこいでいって、重力から開放される、あの上死点の一瞬、あの非日常感はブランコ哲学の真髄とも言える特殊な閃きなのではないでしょうか。先日、某BShiでコンタクトというSFをやってましたが、あのへんてこな装置こそは、ブランコの正常進化形なのではと思った次第でした。

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