芸術な秋の夜

Kazuki金は無いのに、どうしても、なんとしてでも欲しい、そういうモノがある時がある。ある知人はどうしても欲しかったものを手にいれたが、法に触れ、面倒なことになった。ぼくは面倒なことは嫌いだからそういうことはしない。ぼくは、食堂にかかっている、この絵を売ろうと考えた。某有名作家の絵、ということになっている。ところが不思議なことが起きた。急にこの絵が、かけがえのないすばらしいものに見えはじめた。だれにも渡したくなくなった。たとえ1億円で譲ってくれ…といわれたらすぐに譲るけどね。