雨のうた

ぼくは窓の外を見ている。物思いにふけった雨たちが知らない歌を口ずさんでいる。ぼくは熱い珈琲を飲んでいる。雨の匂いがコーヒーに混ざり、遠い国の花が咲いたようだ。

“雨のうた” への2件の返信

  1. >雨の匂い↑(^^_)ルン♪
    なんともいえないイイ響き[E:note]
    空想は広がります・・・。

  2. 3時頃だったと思うのですが、店には誰もいなくて、とても眠くなりました。ぼくはコーヒーをいれ、窓を開けました。窓の外では雨の音が道路に反響して不思議な音階をたどり、歌っているように聞こえました。吹き込んだ雨の匂いが部屋のコーヒーの香りと入り混じり、アフリカの奥地に咲いているような花の匂いになりました。

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