“ぼくの帽子” への4件の返信

  1. 偶然です!
    私もこの言葉を2~3日間思い出していました。
    その原因は<かもめーる>を作成するのに麦藁帽子のイラストを挿入したからです。
     おまけに(後日知ったことですが・・)
    郵便はがきとして初めて「賞金」を採用。
    100万枚に3枚、現金20万円が当たること。もう一つ、カーボンオフセットはがきの存在を知ったこと。(追加して買ったのがコレ)
    手元に一枚だけ残しておいたのをスプーさん宛てにしますね(笑)
    あっ(^^;)皇徳寺台のアド書いちゃいました。
    どうか賞金が当たりますように。(爆)[E:postoffice]

  2. 夏になると思い出す言葉ってありますよね。
    この西条八十の帽子もその一つ。
     母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
    ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、
    渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。
     母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
    僕はあのとき、ずいぶんくやしかった。
    だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
     母さん、あのとき、向うから若い薬売が来ましたっけね。
    紺の脚絆に手甲をした。
    そして拾はうとしてずいぶん骨折ってくれましたっけね。
    だけどとうとう駄目だった。
    なにしろ深い渓谷で、それに草が背丈ぐらい伸びていたんですもの。
     母さん、本当にあの帽子どうなったでせう?
    そのとき傍に咲いていた車百合の花は、もうとうに枯れちゃつたでせうね。
    そして、秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
    あの帽子の下で毎晩きりぎりすが鳴いたも知れませんよ。
     母さん、そして、きっと今頃は、 今夜あたりは、
    あの渓間に、静かに雪が降りつもっているでせう。
    昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
    その裏に僕が書いたY・Sという頭文字を
    埋めるように、静かに、寂しく。
    かもめーる、楽しみにしています。

  3. [E:drama]森村誠一が学生の頃どこか(たぶん霧積)を旅行していて、饅頭か何かの包みに「帽子」の詩が書いてあってそれを読んで強烈な印象を持ったそうです。そして何十年後かにこの詩をふと思い出して、『人間の証明』の構想が浮かんだそうです。
     詩全文を読み新たなる感動を受けました。
    なんだか喉のつかえがとれてスッキリ気分です↑(^^_)ルン♪
    [E:cafe]ありがとうございました!
    朝一に届きました。

  4. へ~、そうなんですか。
    饅頭の包み紙に「帽子」の詩とは、しゃれてますね。
    ぼくもマネしようかな(笑)

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