ランニングデビュー

やっと雨がやんだので、今日から走り始めた。
予定では10km走るはずだったのだけど、今日、店にいらしたお客さんたちから、
「いきなり10キロも走るのは無謀だ」
「心臓麻痺で死ぬかもよ」
との指摘があったので、とりあえず今日はランニングデビュー、ということで4km走ることにした。
仕事が終わって、家に帰り着いたのが8時過ぎ。服を着替え、新しい靴を履いて、街灯に青白く照らされた夜のアスファルトに躍り出た。むかしのように軽快に地面をけり、タッタッタッ、と音もなく走ってるつもりだったのだが、現実にはドタドタドタ、と、チャップリンの靴で走っているような音がした。上下動も激しく、視線がゆれる。ひどいものだ。10年のブランクは、ぼくの走るフォームを悲しいほどみじめなものにしていた。1キロ走ったあたりで息が上がり、歩き始めた。悔しかった。走っては歩き、歩いては走った。家に帰り着くと、汗びっしょりだった。

“ランニングデビュー” への2件の返信

  1. いえ、その可能性は十分あります。
    昨夜は同じような格好で走っている妙齢の女性数人とすれ違いましたし、もう少しでぶつかりそうになったことも(笑)

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