金曜日は、あの男がやってくる。
先週の金曜日にもやって来た。
先々週の金曜日にもやって来た。
先々々週の金曜日にもやって来た。
中略
そう、彼は永遠にやってくる。ような気がする。
ぼくは彼のことを金曜日の男、と呼んでいる。
そんな風に呼ぶと、どこか翳のあるハードボイルドタッチな男を思い浮かべるかもしれないが、それは大間違いだ。ところでぼくは豆腐鍋が好きだ。豆腐鍋が好きな人間に悪者はいないという。そこで、先週彼が来たとき、豆乳鍋の材料、豆乳を注文した。そういうわけで、今夜は豆乳鍋なのであった。うまい。実にうまい。死ぬほどうまい。ような気がする。今朝しぼり立ての豆乳で作った豆乳鍋は、いわゆるひとつの高級料理店で注文すると6000円ぐらいしそうな味なのだった。ぼくは思った。やはり彼はただものではない。金曜日の男。
金曜日の男で思い出したが、当店には、仕事男、という、一見、ハードボイルド風の男も顔を出す。明日から「ねんりんピック」が始まるが、この入賞メダルをデザインしたのは彼である。彼もただものではないのかもしれない。ぼくは彼をこう呼んでいる。仕事しすぎ男。
“金曜日の夜は” への4件の返信
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こんにちは、久しぶりにお邪魔します[E:coldsweats01]
世の中に「いろいろな男」がいるのですね(笑)。
それでは・・・。
そして、「いろいろな女」がいます。
今日も、いろいろな女の人とお話できて、楽しかったですよ。
OTOはお豆腐で育った?ぐらいお豆腐好きで、若い頃は一丁をｽﾌﾟｰﾝでﾌﾟﾘﾝのようにいただきました。
でも、お気に入りのお豆腐屋さんが次第に店を閉じ、ｽｰﾊﾟｰでしか買えなくなってしまいました。
何日も保存できて大豆の風味が感じられないお豆腐は豆腐好きにはチョット・・・今は「男前」とかを買います（笑）
豆乳鍋、OTOはだし汁で豆乳を割って薄めの味噌味でいただきます♪
ところで「鍋奉行はどなた？」
我が家は、私が具を足したり夫の器によそってあげたりです。「我が家の鍋はいい～」の一言に気を良くしてＪ^o^Ｌ
ぼくも豆腐は大好きです。夏は、醤油も何もつけずに、そのままスプーンですくって食べます。うまいですよね。金曜日の男が作っている豆腐は、とても滑らかでスッキリした味で、ほのかに甘みがあります。今のところ、一番気に入ってます。今回の豆乳鍋は、ぼくは、キムチを混ぜて食べました。豆乳自体がうまかったので、たぶん、どういう風に作ってもうまかったと思います。鍋奉行、わが家では特に、だれと決まっていることはないですが、強いてあげれば息子かな。なかなか食い物にうるさいところがあって。その次にウルサイのはぼくですけど。