そーゆーわけで、いわゆる一つのぼく的には長い休みがはじまった。数日前、ドイツから帰省したお客さんがレジの横に貼り付けてあった《夏季休暇のお知らせ–12日から15日までお休みします》を見てこう言った。「夏季休暇って…たった4日?」
その第一日目は例によって見晴らしのいい高台にあるお墓のお掃除。バケツにひしゃくを突っ込み、強い日差しの下、墓まで歩く。セミがうるさく鳴いている。気分はもうすっかりお盆。なお、墓地を歩くとなぜかさだまさしの曲を思い出すのだった
墓掃除の次は店の大掃除。今回は仕事の合間にコツコツと機械の分解やらパイプの煤払いなどを済ませていたせいで、昼には終了させることができた。昼食はいつものように駅ビルでいつものラーメン。天気が良かったのでドライブがてら漁港近くの店で安い方の寿司でも食べようと思ったのだけど、念のため電話をしたら、予約で満席、とのことだった