ここ一週間くらい、ゲイリーバートンのあるアルバムを探して、YouTubeやiTunesStoreを夜ごと徘徊し、試聴し続けていた。それは東京にいたとき、隣に住んでいた女の子から「これ聞いてみて」と渡されたレコードアルバム。それをカセットテープに録音し、いつもカーステレオで聞いていた。その時のぼくの心情に、そのアルバムのメロディーがジグソーパズルのピースみたいにジャストフィットした。泣きたくなる気分で繰り返し聞いていた。さっき、iTunesStoreのアルバムを試聴していて、ついにそれらしきアルバムを見つけ、さっそくダウンロードして今聞いている。とても懐かしい。でも、あたりまえだけど、あの時のようには心に響かない
何かを求めて振り返っても、そこにはただ風が吹いているだけ