雨の中、山を一つ越えて海のそばの茶碗屋にプレゼントを買いに出かけた
赤い色が好きな人への贈り物なので、赤い急須と赤い茶碗を買った
昼は鯛ラーメンを食べることにした。先日、誰かとラーメンの話になり、ぼくはマグロラーメンがさっぱりしてて好きだ、というと、それなら鯛ラーメンもいけるかも、と教えてもらったのだった。ヨッパライ某を店の前で下し、車を駐車場に止めようとしていると、なぜかヨッパライ某が店から戻ってきた。「タイラーメンじゃなかったよ、あたしはタイのラーメンだと思ってたのに」
帰りにいつものジャズ喫茶に寄った。ちょうど店を開けたところで、マスターが一人で準備をしていた
今までタツローを聞いてたんですよ、とマスターが言ったので、ぼくは夏への扉が一番好きだな、というと、今までそれを聞いてたんです、と、ターンテーブルにレコードを戻し、針を下してくれた
ぼくはビールを注文し、それを飲みながらタツローの「夏への扉」を聞いた。この曲は、SFの巨匠、ハインラインの「THE DOOR INTO SUMMER」のストーリーがもとになっている。
なお、言うまでもないが、帰りの運転はヨッパライ某が担当した