ひなたぼっこ

風のない日曜日の午後、柔らかな日差しの下、駐車場横のイスに腰掛けて本を読んでいると、一台の車が駐車場に入ってきた。本を閉じ、急いで店に戻る。お客さまがコーヒーを手にして帰られるとまた駐車場に戻り、ひなたぼっこをしながら本を読む。今日はそれを繰り返していた。この程度の忙しさが、ぼくにはちょうどいい。でも、毎日がこうだと、たぶん生活できない