梅干は無かった

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起きると7時半だった。なんだ今日は休みか。ぼくはまた布団にくるまった。眠りに就くと夢を見はじめた。トラブルを起こした男を車に乗せて、被害者のところに謝りに行く。車を止め、なぜかぼく一人でその家を訪れる。お詫びの品を渡そうとするが、相手は受け取ろうとしない。夢は続く。被害者はもう一人いて、ぼくはそちらへ車を走らせる。でも家が見つからない。家はどこだったか。思い出そうとしているうちにすーっと意識が遠のき、そこで目が覚めた。サラリーマンだった頃に担っていたクレーム処理の記憶が甦ったのだろう。時計は10時を回っていた。久しぶりにぐっすり眠った。カーテンを引くと、予報どおり空は灰色の雲に覆われていた。午後から雨が降るらしい。温泉にでも行こうかと、あちこち候補を立ててみたものの、なんだか気分が乗らない。ぼんやりしているうちに昼になってしまった。無理してドライブに出かけることもない。どこかで昼ごはんを食べ、家で映画でも見ることにしよう。どこで食べるか考えていると、昨年の暮れ、山を一つ越えた道端の売店で買った梅干が安くてうまかったのを思い出した。そしてその先にはソバ屋がある。
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このソバ屋は久しぶりだった。保険のおばちゃんたちが近くの席で集会を開いていた。今日は平日。だれもが仕事をしている。食事を終え、家に帰ってリビングの雨戸を閉め、プロジェクターの準備をした。映画はマーティン・シーンの「星の旅人たち」を選んだ。

“梅干は無かった” への2件の返信

  1. 充実した お休みでしたね。てんぷらとお蕎麦、おいしそうです!
    じゅるじゅる・・・
    またおいしいコーヒーを頂きますね。
     今年もよろしくっ!

  2. こんばんは
    名前を見て一瞬ビビリました、が、よく考えたら、yokohamaのやすこさんですね。今年もよろしくお願いします。
    うわさによると、yokohamaは寒いようですね。鹿児島は雪も降らず、もう春ですよ~♪(たぶん)
    またコーヒーを飲みにいらしてください。お待ちしてます♪

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