投稿日: 2011年3月8日 火曜日 投稿者: spoon鳥 湖のほとりを歩いていた。たまに風の音がするくらいで、とても静かだった。ふいに大きな木が立ちはだかった。枝にカラスがとまっていた。カラスはじっとこちらを見ていた。いやな感じだった。そのとき、湖面を渡ってきた風が木を激しく揺さぶった。カラスはぼくの頭をかすめて飛んでいった。