以前当ブログでも紹介させていただいた女流陶芸家の写真集を出版したAさんからコメントをいただきました。
悲しい写真でもないのに、なぜその時涙が出てきたのだろう。ゆっくりとロギさんの花の写真を見始めてから一時間くらい経っていたかもしれない。それがこの写真集の始まりだったと思います。
全ての自然写真家がそうなのだろうか、被写体のある風景の中に体をゆっくりゆっくり溶け込ませて、自己消滅を目指し、やがて来るシャッターを押す瞬間だけのために野生化する。躊躇と決断のはざまの中、小さな鼓動を胸に感じながら人差し指に力を入れる。彼の写真を見ながら僕にはそんな風景がよぎっていました。
試行錯誤の繰り返しでした。何をどう表現したいのか毎日、毎日自分に問い続けた日々でもありました。ロギさんが撮影を楽しんでもらう中、足掛け7年、数多くの撮影場所に行き、数多くの写真を撮ってもらっている内に、自分はこの美しい自然に囲まれた鹿児島に生まれて生きている。自然の持つ魅力、人の持つ魅力を陶芸家を通して表現しようとしている。「 綺麗 」僕はその一言を聞きたいためにこの写真集を作ろうとしたのだと。ありがとうございました。
有馬淳一
写真集「音里碗」の写真を担当したロギさんと、肥薩おれんじ鉄道、2011年カレンダー。彼が撮った写真は、この肥薩おれんじ鉄道のカレンダーでも見ることができます。
なお、このカレンダーの表紙を飾る、夕日を浴びて走るオレンジ号の写真、大変な苦労があったようで…話を聞いて感心しきり。プロって、すごいですね。
“Aさんが出版した写真集その2” への6件の返信
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カレンダーは入手可能(購入)でしょうか?
こちらのページで販売されるかもしれません。こんど聞いておきますね。
http://www.hs-orange.com/
ご紹介のサイト楽しませてもらいました。
ありがとうございます。
もしももしもできることでしたらば「予約」でお願い出来れば嬉しいです。
ヨロシクオネガイイタシマス
了解しました、伝えておきま~す。
sotto-voceさんこんにちは。
お問合せありがとうございます。
上記でスプーンさんがご紹介の肥薩おれんじ鉄道HPで12月6日よりネットショップがオープンします。そのネットショップで販売するとの事でしたので、よろしければそちらからご購入いただけましたら幸いです。
制作部数が少なかったようですので、お早めにおねがいします。予約はちょっと難しいのでご容赦ください。(私も1部しか手元にない状態です)
rogi さん
お返事ありがとうございます。
了解いたしました。
くじではなくて申し込み順なら可能性ありかもしれませんね。
スプーンさん
どうもデス。