夕食後、録画しておいた某怪獣映画を見た。原爆のせいで北極に現れた大きな亀が日本を襲うという迫真に満ちた白黒映画である。亀を退治しなければ日本は大変なことになってしまう。
というわけで、大きな亀を退治するための作戦その１はこうだ。
裏返し作戦。
1、がけっぷちに登りつめた巨大亀に冷凍爆弾を撃つ。
2、凍らせた亀の足場をダイナマイトで崩し、崖から落とす。
3、崖から落ちた亀は偶然にも裏返しになる。
作戦の指揮を執る隊長が、裏返った亀を双眼鏡で確認し、こう宣言する。
「裏返し成功です！」
それに答えて博士は勝ち誇って言う。
「亀という動物は裏返しにされたら自力で起きあがることは不可能です。このまま気長に飢え死にするのを待てば、今度こそやつの息の根を止めることができますぞ」
隊員たち 「ばんざーい、ばんざーい」
博士の美人助手 「先生、おめでとうございます」
“火を噴く亀との戦いは続く” への2件の返信
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naze,ここに博士の美人助手が登場するのでしょう？(笑））））。
もしかして､この博士はスプーンサンかもね[E:cafe]。
日本の怪獣映画を見ていると、必ず「博士」が出てきますよね。そして科学的でないことを大真面目に説明してみせる。かなり笑えるわけですが、怪獣映画の醍醐味の一つがこれじゃないでしょうか。それに、醜い怪物が出てくるので、そのお口直しにと、美人の助手も登場する。なかなか良く考えられていると思います。なお、当ブログも、怪しい変人男の記事に美女がコメントすることでバランスしているというわけですね。