おいしいブドウ

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お客さんからいただいたブドウを食べながら、ぼくはいつのまにか小鳥になっていた。小鳥は無心にブドウを食べる。人間とは違い、小鳥は食べることが仕事だ。食べるのをサボると小鳥は死んでしまう。ぼくが一生懸命ブドウを食べていると、そこにオオカミが現れた。ぼくはパッと飛び立ったつもりだったが、食べ過ぎたせいで落ちてしまった。ぼくはオオカミに食べられてしまった。

“おいしいブドウ” への2件の返信

  1. kore,もっと色付けしたら絵本ができそうですね~↑(^^_)ルン♪[E:book]
    結末が気になりますけど・・・・(笑)))))

  2. 昨日の夜、ぼくはブドウを食べながら、小鳥たちは、どんなことを考えながら食べているんだろうな、と、ふと思いました。そして、じゃあ、小鳥になったつもりで食べよう、と、小鳥のフリをして食べていたら、ふいに、プロコフィエフのピーターと狼の中の、小鳥のテーマが頭に流れ始めたのです。劇中、小鳥はオオカミの捕獲に一役買うのですが、ぼくが変身した小鳥はブドウの食べすぎで重量オーバーになり、オオカミの前に落ちてしまいました。

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