コパカバーナの夏

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今日は「海の日」とかいう祝日であった。月曜日が定休日のぼくとしては、どちらかというと迷惑な日なのだった。ぼくは原則的に日曜日や祝日には外に出ない。どこに行っても人が多いからだ。しかし、朝起きて空を見上げると、晴れている。ぼくは原則的に、よく晴れた日にはドライブに出かけることにしている。そんなわけで、車はいつものように山を超え、海に向かっていた。白い入道雲が、山のあちこちからピョコンと頭を出している(カワイイ)。なんて気分のいい日なんだろう。昼ごはんにはまだ早かったので、亀ヶ丘に上ってみた。丘の上では、何人かの人が集まって空を飛ぶ準備をしていた。風が少し強いせいで、飛びにくいようだったが、頃合を見て、音もなくふわりと飛び立って行った。行き先は中国だろうか。腹が減ってきたので、来た道を引き返し、海岸道路沿いにある越路浜食堂というところに行ってみた。魚のてんぷらと刺身の定食を頼んでみたが、大変おいしく、満足した。月曜日も開いているようだし、次からはここに来よう。

080721_02コーヒーを飲みたくなったので、某海辺のレストランに向かった。開いているかどうか心配だったが、開いていた。店にはいると、店の奥の席に怪しげなオジサンが数名集まって、こそこそとソーメン流しをやっていた。もしかすると新しいメニューを研究中なのかもしれない。メニューといえば、道路際の看板がリニューアルされていた。今までにないメニューが書き加えられている。

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しかも、その文字列はアナグラムになっていて、メニューの配列を写真右のように変えると「コパカバーナ」の文字が浮き上がる仕掛けになっている。ような気がする。海の見えるデッキでコーヒーを待っていると、そこにマスターがやってきた。「そのTシャツ、カッコイイですね」というと、080721_04
「これはね、ブルースハープをするナントカという人がナントカカントカ…」みたいなことを説明してくれたのだが、ぼくはすぐに忘れてしまった。「マスター、そのTシャツ、よく似合うから写真に撮らせてよ」というと、「いいよ、できた写真はキレイな人に見せてやってね」と、なんかわかりにくいことを言った。帰ろうとすると、「パン、いるね」というので、「いるいる」というと、焼きたての手づくりレンガ焼パンを4個もくれた。マスターは本当はいい人なんだとぼくは思った。コパカバーナ・レストランを後にし、銀河ライダーを見に、風車村に行ってみた。ここは、なぜかとても好きな場所なのだ。2年前の銀河ライダーは、銀河ーイダ…、になっていた。

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