昼食時に届くメール

ぼくの体には縫ったあとが約10ヶ所ある。おっちょこちょいなので、子どもの頃からケガばかりしていたからだ。縫い傷を発見すると、友人間では、こういう会話が発生する。「それ、何針縫った?」ぼくの顔の傷を見て友人が問う。「5針だ」というと、にわかに友人のまなざしに尊敬の色が浮かび、ぼくは誇らしい気分になる。だが逆に、「見ろよここ、10針縫ったんだぜ」などと切りかえされると敗北感を味わうことになる。骨折も自慢の種になるが、ぼくは残念ながら2箇所しか骨折していないので、こちらからその話題を出すことはない。
昼食時、息子から母親に宛てたメールがぼくに転送されてきた。メッセージは「折れてました」とだけ。手のレントゲン写真が添付してあって、なかなか上手に折れている。そこで息子に電話してみた。
「単車で転んだのか?」
「いや、ボーリングで」
「はぁ?ボーリング?」
「うん」
ボーリングで骨折するとは器用なヤツ。
「骨折、何度目だっけ」
「はじめて」
「よかったな、おめでとう」
ケガは程度にもよるが、男にとって通過儀礼のようなものだ、と思う。といって、わざわざケガをするようなことをするのはどうかと思うけど。
080314_05←注)写真はクリックすると大きくなりますが、あまり気持ちのいい写真じゃありません。クリックしないほうがいいと思います。

“昼食時に届くメール” への10件の返信

  1. 全くボーリングで骨折するなんてカッコよ過ぎるよって、話してたとこでした。この写真送ったら、スプーンさん、絶対ブログのねたにするよね~との読みも当たり!  ̄m ̄ふふ 満悦感!
    劇的ロマンティストが焙煎したナルシスβを、本日もっと劇的かもロマンティストさんにプレゼントしました。

  2. うちはWiiを42インチのプラズマTVにつないでます。それでTVでネットもみれるのですが,例の写真をクリックしたら画面いっぱいに写りました。あんな大きなレントゲン写真初めてでした。迫力ありました!今夜,夢にでてきそう・・・

  3. ☆ろくちゃん、スルドイ読みでしたね!というより、ヤッパー書きますよ~だれだって。ボーリングで骨折、しかも、絵に描いたような見事な骨折写真。ろくちゃんだって、ゼッタイ書くと思うけどな(笑)
    ナルシスβ、ロマンチスト御用達珈琲。おススメです[E:good]
    ☆marutaさん、あの写真、ぼくはもう見たくないです(笑)
    だって、気色悪いんだもーん。
    marutaさん、今夜、寝るのが楽しみですね[E:sleepy]
    でるぞ~でるぞ~ ウヒヒ

  4. ( ̄  ̄)(_ _)うんうん 私でもやっぱ日記のネタにするね。あの画像見ながら、藍四季さんと、「きれいに折れてるから手術しなくてもつくね~」と話ししてた私たちって・・・。
    スプーンさんの上をいくロマンティストさん、喜んでくれたような。ちょっと顔が引きつってたかも、

  5. 手術しないとだめらしくて、火曜日に手術だそうです。全治2ヶ月だって。けっこうかかるね~。
    ナルシスβ、こんなヘンな名前のコーヒーをもらったら、その真意を考えこまずにいられないだろうな~。かわいそうに(笑)

  6. ご子息、災難でしたね。
    え?おめでとうを言うべきなの?(汗)
    でも、何が気になるって、この画像が添付されてきたと言うことは、
    息子さんは診察室でレントゲン写真を携帯で撮ったということ?
    お医者さんに説明を受けながらその合間をぬって
    「あの~、すいません。
    ちょっとこのレントゲン写真を写メに撮らせてもらっていいですか?」
    とかなんとかいう会話があったのかなぁ~と想像すると、
    いかにもスプーンさんの息子さんという感じがしましたww

  7. totto*さん、実はぼくも気になって、昨日、晩飯を食べながら聞いたのです。「写真を撮るとき、先生にはちゃんと了解をとったのか?」と。すると、「いいよ」という返事だったそうです。
    ぼくも以前、脳の断層写真を撮ってもらったとき、
    「この写真、一枚もらえませんか?」
    と聞いてみたのですが、ダメ、といわれました。
    そのころはケータイにカメラはまだついてなかったので、今回のようなワザは使えなかったのでしたが。
    ところで、このレントゲン写真、気持ち悪くなかったですか?
    ぼくはこういう写真、生理的に受け付けませんがよ。
    女性は案外平気みたいですが。

  8. ヽ(^。^)ノアリャアリャ お父さんと何針縫ったかの競争をしないようにネ。 近所の、「顔にチタンプレート1枚とビス23本君」とも競争しないようにね。

  9. ほら、これだもの(笑)
    気になったのは「写真を撮った」ことではなくて
    「ちゃんと了解をもらったかどうか」なんでしょ?
    そこは礼儀だものね。
    でも私らから見ると、レントゲンをすぐさま写メに撮りたくなる
    その発想がまずおもしろいなぁ~となるわけですよ。
    スプーンさんにとっては、そこはフツーのことなんだね(やっぱり:笑)
    あ、骨の写真、何度見ても何ともないです~。
    オットがヘルニアの手術した時も全部ライブ画像で見ていたよ。
    ア~ンド、見終わった直後に弁当食ったよ(o ̄∀ ̄)ノ”

  10. ☆ろくちゃん
    子どもの頃、顔の縫いあとがはっきり見えていたせいで、ぼくはフランケンシュタインと呼ばれてました。でも、あまりいい気分じゃなかったな~(笑) いまならブラックジャックなんでしょうけど(ブラックジャックなら許せるよね)。チタンプレート、カッコイイですね。ぼくも欲しいけど、痛い思いはしたくないし[E:sweat01]
    ☆totto*さんのコメント読んでて、以前、totto*さんから借りたSAWという映画をぼくは怖くて見れなかったという話を思い出しました。これ、ぼくとtotto*さんの違いというより、男女の感性の違いに由来してるんじゃないかしら。変なものを見ると写メに撮りたくなる性向も[E:sweat02]

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