梅田 望夫「ウェブ時代をゆく」の書評をAmazonで読んでいたら、その書評のひとつに「…それは、Only the Paranoid Survive(病的なまでに心配性な人だけが生き残る)、Entrepreneurship(自分の頭で考え続け、どんなことがあっても絶対にあきらめない)、そして、Vantage point(見晴らしのいい場所)だ。この説明の中にスティーブ・ジョブズの言葉が出てくる。とにかく、好きを貫くこと。プロセス自体を「苦難の道」と捉えるのではなく、楽しんでしまうということ…」 というくだりがあった。そこで次に、スティーブ・ジョブズの言葉 というキーワードでネットを検索してみた。すると、次のページが見つかった。
「スティーブ・ジョブスの10の教え」
このページは、「10 Golden Lessons From Steve Jobs」
を訳したものだそうだ。その中から、心に残った文を以下に写します。
すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれをみつけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ。
あなたがテレビのスイッチをオンにするのはあなたが自分の脳のスイッチをオフにしたいからだと思います。それに対してコンピュータで仕事をするのは、脳のスイッチをオンにしたいときではないでしょうか。
あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマにとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。
好きを貫く。 いいね。でも、できるかな。
“好きを貫く” への4件の返信
コメントは受け付けていません。
スプーンさんはできていらっしゃるんじゃないですか?
私もできているつもり・・・
好きこそものの上手なれ[E:rock]
うーん、嫌いなことはしていないと思います。でも、好きなことをしているか?と尋ねられたなら、ぼくは正直に「違う」と答えます。今日、何気なく「ウェブ時代をゆく」の書評を読んでいて「Only the Paranoid Survive(病的なまでに心配性な人だけが生き残る)、Entrepreneurship(自分の頭で考え続け、どんなことがあっても絶対にあきらめない)」という文に出会い、なんだか新しい力が湧いてきました。ぼくは好きなことは寝食を忘れて没頭するほうで、その時間は長さがゼロになります。ゼロ時間。ぼくはそういう仕事をしたいと思うのです。marutaさんはそうなんですね。うらやましいなぁ。
おはようございます結婚前( 十数年前)趣味は登山と海釣りと音楽。仕事は保育、どちらも常に仲間の中にいながらも「個」をも意識して好きなことを楽しめた。結婚して鰻屋の奥さんになってから私の世界は一変。リタイアして一変。(笑)アウトドアも温泉&サウナに。(笑)でも好きな音楽だけは子供時代からの継続、個人的には楽しめるが、仕事を好きになって楽しみ、周りとの接点を大切にしていけるのが理想かな?!数年前スプーンさんの掲示板で教えてもらった養老孟司の著作を読んでから氏のファンです。外へ出て自然との触れ合いを通して鈍った感覚をとぎすましたい♪そこから再出発かな(*^_^*)
OTOさん、こんにちは
ぼくはスティーブジョブス氏の言う「最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない」という言葉が、「あなたは好きなことをやりなさい、嫌いなことはしなさんな」というふうに読めました(笑)。そしてこれは経済学で学んだレッセフェールと同じだな、と思いました。おのおのが好きにやることで社会は成り立ち、発展する、みたいな概念。生物の世界もそうですよね、つまり、ダーウィンの説く「進化」がそれ。生命の持つ方向性。ジョブスの言う「自分の心と直感を信じる」とはまさに、自分のDNAに書き込まれたプログラムに耳を傾けることだと思います。好きなことをしていると、自分が見えてくるような気がします。