朝から冷たい雨が降っている。休日に冷たい雨が降ったら、どうしよう。そうだ、あそこに行こう。というわけで、車は、指宿の某温泉に向かっていた。この温泉は貸切りになっていて、内湯と外湯がある。ぼくは雨の降る外湯に浸かって、空を仰ぎ、口をあけた。うめ~。今日の雨はなかなかうまい。温泉を後にし、池田湖を見下ろせる公園に行った。霧に煙る池田湖。ぼくはいつの間にか“霧の摩周湖”を布施明の声で口ずさんでいた。車は湖を半周し、開聞岳のふもとにある某植物園に向かっていた。雨の植物園も風情があってよい。植物園の主役は、もちろん植物なのだろうけど、雨が降るとそれが際立つように感じる。雨音に隠れて、植物たちがひそひそ話をしているような気がしてくる。
“雨の木” への2件の返信
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おはようございます↑(^^_)ルン♪
秋雨前線は、世界では珍しく、日本だけしかない特徴だそうですけど、私は梅雨時よりも凛とした風情があって好きです。
>霧に煙る池田湖。ぼくはいつの間にか“霧の摩周湖”を布施明の声で口ずさんでいた。
アハハハ!
ロマンティックレイン(*´ -`)(´- `*)
秋の雨。遠くから聞こえる冬の足音….
梅雨時は、体の中の動物的部分がうずいてワクワクするのですが、秋の雨は妙に頭が冴えて、たしかに凛とした気分になりますね。動物たちにとって寒さは危険の兆しですから、冷たい雨が降り始めると、アンテナをピンと伸ばして緊張を緩めないようにするのかもしれません。ぼくも寒くなるとアンテナが伸びて、聞こえない音が聞こえるようになります(笑)
布施明の霧の摩周湖を知っている人がココにいるとは…ウレチイ(笑)