特殊相対性理論

070805_01ぼくはイスにすわって本を読んでいる。店にはだれもいない。だれのためにでもないピアノが流れていて、ぼくは変化が起こるのを待っている。それはたとえば、さきほどお客様がくださったコニャック入り手作りの生チョコが、ぼくのためにすばらしくおいしく変化する、といった類だ。もちろん、生チョコの味が変化するわけではない。ぼく自身が変わるということ。ぼくが変われば生チョコも変わる。生チョコが変わっても世界は変わらない。

“特殊相対性理論” への6件の返信

  1. なぜ、「一般相対性理論」ではなく、「特殊相対性理論」にされたのか、、、。生チョコが変わっても、世界は変わらない、というくだりのためですか!?

  2. 私とスプーンさんが光速度で変わり続けるならば
    地球から見た私達は破滅に向かう二人。
    しかし、二人の間では、地球が時を止め永遠を約束された二人。(はぁと)

  3. ☆かずさん
    なるほど。でも、これはだれがなんと言おうと「特殊相対性理論」でなくてはならないのです。デュシャンのあの作品名が「階段を下りる裸体」であるのと同じ意味で(笑)
    ☆マスターさん、しかし観測点をどこに持ってくるかが問題ですね。ぼくの場合、光の立場から観測していると仮定していますがよ。
    ☆ASAKOさん、これはゲームではありませんが、負けるが勝ちかもしれません。

コメントは受け付けていません。