オーディオに興味のある方なら、JBLの4343を知ってると思う。何年も前から、知人に「あのスピーカー、あげるから取りにおいで」と、いわれている。奥さんが2週間おきに珈琲豆を買いにいらっしゃるのだが、「あんた、いつになったら取りに来るのよ、ジャマでしょうがないんだから」目を吊り上げてブツブツおっしゃる。今日もいらっしゃったが、ぼくはその話にならないよう、注意を払う。すばらしいスピーカーだから欲しいのは山々だ。しかし、何しろデカイ。彼の家も広いのだが、リビングに置いてあるので、じゃまになるらしい。きっと、奥さんにブツブツ言われているのだろう。かわいそうに。できたら親しい人の家に置いておいて、たまには顔を眺めに行きたい、と彼は考えているのかもしれない。女性にはわかるはずもない、せつない話だ。
“4343” への4件の返信
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4343 すばらしいヒビキですね。
僕はタンノイから入ったので、JBLは使う機会がありませんでした。
もし、あげると言われているなら、是非取りに行くべきです。
4343は今や我々庶民の「文化財」
スピーカのためにも引き取り鳴らしてあげてはいかがですか??
いや、実に、実に悩ましい問題なんです。
たしかに、その大きさも問題なのですが、もうひとつ、レストアを徹底してやるに違いない、ぼくの性向が怖いのです。
エッジ交換にはじまり、着磁、配線材、コンデンサー交換、etc,etc…
求める音がはっきりしているほど、時間、費用は湯水のように消費されていくわけで(笑)
ぼくの頭にあるJBLの音は…
ああ、恐ろしい。
そのお話、ホントに切ないです。
出来ることなら スプーンさんに引き取りを是非お願い
したいところです。
恐ろしいと言いつつも 楽しそうにコメントされるスプーンさんの
様子を拝見すると 4343もレストアされるのを待ってるかも?。
ウチでは スペースの関係上、BOSEのモニターを置いてますが、
それよりも大きな別メーカーのモニターを現在 狙ってます。
しかし、「狭くなるからダメ!」と許可が降りない状況ですよ。
オーディオ誌を見ては ため息ついてます。
(「こっそり買っちゃおうかな」って 時々、思うんですけどね。)
4343が自宅にある生活、とっても憧れます。
今じゃ、ドライバー片手にスピーカーユニットを箱から取り外そうと考えるヒマ人はいないと思いますが、ぼくがマニアだった頃は、4343など、有名スピーカーをレストアする記事が一部の専門誌をにぎわせてました。いわく、「スコーカーの配線材を○○に取り替えたところ、奥行き感がグッと増して…」といった具合。そういわれると、じっとしていられなくなるのが人情ですよね。ぼくはいまだにその呪文にかかったままなのです。
>「こっそり買っちゃおうかな」って 時々、思うんですけどね。
ぜひ、こっそり買ってください。男の買い物は、たいていこっそりです。