サボテンの花

天気のいい日曜日。ぼくは仕事。
それは悲しいようで、やはりうれしい。
見かけ上、しあわせは相対的なものである。
うれしい人に囲まれると、悲しそうにみえる。
まわりが利口そうなヤツばかりだとアホに見える。
こんなことを書くと、あたまが日曜日だと言われる。
日曜日だから、これでいいのである。
冬、天気のいい日曜日の朝は、この曲をかける。
それはチューリップの「サボテンの花」
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ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて
君は部屋をとび出した 真冬の空の下に
編みかけていた手袋と 洗いかけの洗たくもの
シャボンの泡がゆれていた
君のかおりがゆれてた
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「シャボンの泡がゆれていた」
この一言で、ぼくの気持ちは冬の晴れた日曜日になる。

“サボテンの花” への6件の返信

  1. スプーンさんは「あの夏」の「晴れた日曜日」、「南の海」で何か忘れ物をしたのですね?
    毎週のように南に行くのは、それを探すため?

  2. ずいぶん昔、夏休みももう残りわずかって時に、ひとりで海に行った時の話です。その砂浜は当時あまり知られてなくて、いつも独り占めだったのですが、その日は先客があり…といっても老夫婦でしたが、ビーチパラソルを立てて海を眺めてました。海には白いゴムボートが浮いてて女の子が二人でふざけあってました。と、目の前でそのボートが転覆したんです。一人は泳げたのですけど、もう一人が浮いたり沈んだりでかなりヤバイ。おじいさんがあわてて海に入っていきましたが、それより早くぼくが海に入って彼女を助けたというわけです。日本人離れした顔つきで、その目は青みがかってました。17歳ということでした。その日は彼女と一日中遊びました。話を聞くと、東京から近くの別荘に来ているとのこと。ぼくは翌日も朝早く出かけて行って遊び、その翌日も一日中遊びました。でも、その次の日、海岸に行くと、だれもいませんでした。二人で遊んだ砂浜に行くと、砂に文字が書いてありました。
    「I'll Never Forget You」
    ぼくの小さな物語は「fin」の文字が欠けているんです。
    ぼくは今日も、それを探しに、南に車を走らせます。
    信じる?

  3. この曲
    コーラスで歌ったんですけど
    その時が始めて全部を知った曲でした。

    パートがメゾソプラノなので
    はもりが主。まともには歌えません・・・
    ざんねん・・・
    字あまりがあって、難しいですよ~

  4. 「サボテンの花」、難しいでしょうね~。
    大好きな歌なんだけど、カラオケで歌った覚えがない。
    べにこさんの歌で、ぜひ一度聞いてみたいなぁ。
    ついでに、某歌手の「ガラス坂」も♪
    ところで、ドリップチャンピオン、やってみました。
    なんとも悲惨な結果に…ショ~ック!
    とても公表できません(汗)

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