潮風のメロディ

127_1 今日は月曜日で休み。
いつものように朝からドライブに出かけた。
山川町の温泉に行くつもりだったが、指宿スカイラインを走ってたら気が変わった。
2週間前に行った笠沙町にある食堂の日替わり定食を食べたくなったのだった。
そのときの日替わり定食は、カワハギの唐揚げ。
途中、加世田の海浜公園に寄った。売店でアイスクリームのショーケースを開くと、どの袋も霜がべったりこびりついている。去年のアイスクリームかも。霜のついてないアイスモナカを選んだが、噛んだらカチカチ。これもビンテージものだったらしい。今日はついてないようで、笠沙町の食堂の日替わり定食はヒレカツ定食だった。ここではぼくは魚料理しか食べたくない。焼魚定食からカマ焼きを選んだ。これはうまかった。笠沙まできたら例のあそこに寄らずに帰るわけにはいかない。例のあそこに行くと、哀愁を帯びたハーモニカの調べが潮風に乗って聞こえてきた。そこのマスターが吹いているのだった。マイクで増幅し、道路端のラウドスピーカーを派手に鳴らしている。だれもいないのに。