木市でヒヨコを買ってもらった思い出

今日は母の命日。春らしい陽気だったせいか、豆を焼き終えてボンヤリしてたら、めったに思い出さないことを思い出した。
あの日もこんな日だった。葬式が終わった後、県外から来た叔父がぼくを木市に連れて行ってくれた。ぼくは、ひよことアヒルの子を買ってもらった。そのときぼくは10歳。今思えば、叔父はぼくのことを不憫に思ったのかもしれない。
若いときは母のことを思い出すのに抵抗があったけど、最近は自然に思い出せる。年をとったからかな。
明日も母の命日。弟にとっては実の母。母の命日が偶然続くことになった。