一週間ほど前ヨッパライ某が100円ショップで買ってきた。ほぼ連日活躍中。
ネットで購入。届いたばかりでまだ使っていない。350円
学生の頃、バイトしてためたお金で買ったポータブルデッキ。これをかついで海に行き、マイクをつないで波の音を録音して楽しんでいた。しばらくしてぼくの趣味はビデオ撮影に移り、デッキをかついで海に行くことはなくなった。デッキは納戸の奥で長い眠りに就くことになった。何年か前、ふとこのデッキのことを思い出し、だれかこのデッキの思い出でも書いてないかとネットで検索したところ、ヤフオクに出品されたこのデッキがヒット。その落札価格を見てビックリ。なんと、ジャンク扱いで出品されていながら20万円近くで落札されている。へぇぇーっ、てなわけで、ぼくもヤフオクに出品してみようかと考えたのだが、やったことないし、なんだかめんどくさそう。結局何もしないで放っておいたのだが、新しい年になり、よーし今年こそ本気で終活を始めるぞ、みたいな気分が沸々と湧いてきたので、手始めにこのデッキを処分することに決めた。ヤフオクはめんどうそうなので、買取業者のホームページ上で査定をしたところ、8~10万円との事前査定額がメールで送られてきた。いずれ粗大ゴミに出すつもりだったので、10万円もらえればハッピー、てなわけで、昨日現物を送った。すると早くも今日の夕方、9万円との本査定結果がメールで届いた。9万円は中途半端な気がしたので、電話をして10万円にしろ、と言ったところ、10万円で決着。そんなわけで終活はまだまだ続くのだった。
早朝、ヨッパライ某を病院に送り届け、いつもならその足で近くの人工島に遊びに行くのだけど、今日は読みたい本があったので暖房のきいた病院の待合室でそれを読むことにした
昼食は海辺の食堂で、いつものように魚フライ。二人で食事をしながら、さっき読んだ本の感想などを話す。でも、二人の間にある透明な衝立が邪魔をして、話がうまく伝わらない。
読んだのは村上春樹さんの短編集「女のいない男たち」。10年くらい前に一度読んだのだけど、「ドライブマイカー」という映画が何かを受賞した、というので、その原作をもう一度読んでみたくなった。で、その感想。
→ ずいぶん勉強になりました。
帰りに蝋梅を見に行った。春の匂いがした
弁当を食べたあと、机の隅に積んである本から一冊取ってページをめくった。
いまでは、きみが作られている粘土はかわいて、固くなってしまっていて、今後、何ものも、最初きみの内に宿っていたかもしれない、眠れる音楽家を、詩人を、あるいはまた天文学者を、目ざめさせることは、はや絶対できなくなってしまった。
サンテグジュペリ 「人間の土地」
年を取るっていうことは、ぼくを作ってる粘土がかわいて、固くなってしまうことなんだろう
長いようで短かった休みも今日で終わり。明日から仕事なので早朝まだ暗いうちに仕事場に出かけ、明日からの準備。作業を終え、家路についたのが11時半。家に帰りつき、駐車場入り口の塀に打ち付けてある分厚い板の取り外し。20年以上雨ざらし日ざらしだったせいで、ボロボロ。放っておくと、重みで板が外れ、通行人に当たる可能性がある。
板を取り外し、下地をブラシで洗い終わったところで、どこかでランチにしよう、ってことになった。少しでも休日気分を味わおうと、できたら陽だまりのテラス席で食べたいと思い、山の中腹にあるベーグルのおいしい店に車を走らせた
外気温10度。おまけに風が強い。ぼくは力仕事で上着を脱いだまま車に乗ってしまい、シャツ一枚という軽装。一方、ヨッパライ某は北極圏のエスキモーみたいな格好。しかも、さっさと日当たりのいい席に座り込んだ
朝起きてコーヒーを飲んでたら、昨日注文した蛇口の部品がもう届いた。送料込み86円。なんでこんなに安いの? 水道の元栓を閉め、さっそく交換。
今日は正月三日目。天気もいいし、どこも多いだろうな~。問題は昼食を食べる場所。店に行ったら行列ができていて、順番待ちリストがズラーっと埋まってたりして。というわけで、席を予約できる店に電話してみたらOKだったので、ドライブがてら、そこに行くことにした。
いつもは安いほうの寿司を注文するのだけど、正月なので、ちょっと高めのタカエビ定食。とてもおいしかったです
近くの丘に上ってぼんやり海を眺める。太陽の光を反射してとてもきれい。空を飛ぶものが大好きなヨッパライ某はパラグライダーをやってる人たちのところに行って、飛んでいく人たちと何やらおしゃべり。
帰りに海に面した公園に寄り、公園を横断して海に出た