放電

たったの2泊3日だったけど、思い切って旅に出た。
その効果は十分あったと思う。
充電電池は完全に使い切らぬまま充電を繰り返すと次第に浅い充電しか出来なくなる。
深い充電をするためには、完全に放電させなくてはいけない。
今回の休みがそんな感じだった。
仕事で完全に放電するのはケッコウ難しいが、遊びだと簡単だ(笑)
よく遊び、食べ、笑った。とても疲れた。

水族館

朝、ホテルをチェックアウトして水族館に向かった。レンタカーにはナビが備わっている。今までこういうハイテクを使ったことがないので、どうもうまくいかない。ナニがうまくいかないかというと、行き先のセットが、できたりできなかったりする。「こわれてやがる」「ボロ!」ということで二人の見解は一致した。が、帰る段になって説明書を読み、原因が判明。安全のため走行中は行き先をセットできない仕様になっているとのこと。なんと思い遣り深い機械だろう。人を馬鹿にする、とはこういうことを言うのだろうと思った。

エピローグ

映画に登場する夕日は切ない曲を伴っていることが多い。
ホテルの窓から見る夕日。
プールサイドでは、バンドが郷愁を誘うメロディーを奏でている。夕日は沈み、あたりは暗くなってゆく。
もちろん、ぼくは違うけど、新婚さんの場合はプロローグ。かもね。

フェイスオフ

朝一番の飛行機で沖縄に飛んだ。
レンタカーに乗って、牧志の公設市場へ。
市場内の肉屋に行って、近所の方から頼まれた豚足を買う。店頭には、豚の足や豚の顔面など、ホラー映画に出てきそうなブツが平然と並んでいる。
豚の皮などは、まるで作り物のオモチャのように見える。
ぼくは「フェイスオフ」という映画を思い出した

7月

今日から7月。
夏が始まったという実感が湧いてくる。
「ひまわり、夕立、蝉の声」
これは吉田拓郎の「夏休み」という曲の一節だ。
ここ鹿児島では六月灯という夜祭が始まる。
今年はどんな夏になるだろう。

吸血鬼の夜

酒が切れた。
ぼくは寝る前に酒を飲む。
ここのところ、お気に入りはカンパリである。
まず色がいい。
動脈血を薄めたようなきれいな赤。はるか昔、ぼくが吸血鬼だったころを思い出す。
わけがないが、この輝ける赤は、その昔、夜が危険であったころの記憶を呼び覚ます。
夜はいざなう。吸血鬼は処女の生き血を吸う。
思い当たる方は、夜、出歩かないように。

無駄な時間

風呂に入る前に酒を飲む。たいてい安い酒だ。ちなみにウォッカ。
風呂は毎日入るが、めんどくさい。時間の無駄に思える。
そこでぼくは工夫した。風呂に入る前に酒を飲むのである。
これはいい。
頭が程よくフラフラして気分がいい。
無駄に思えてた時間が案外捨てたもんじゃないと思えてくる。
しかし欠点もある。気がついたら何度も頭を洗っていたりする。
新たな無駄の創造といえなくもない。

暑い一日

どうやら外は相当暑いようだ。34度くらいあると思う。
こんな暑い日、お客様は頭にターバンを巻き、ラクダに乗ってやってくる。
そういうお客様がいらしてもぼくは驚かないような気がする。
アラブあたりでは普通の光景だ。
また、こういうのもおもしろい。
遠くから地響きが次第に近づいてくる。
やがてそれは店の前で止まる。
2階の窓からインド人が顔を出し、コーヒーをくださいという。
彼は象に乗ってやってきたのだ。

旅の準備

来週、三日間の小さな旅をすることにしている。
行き先は沖縄。
特に準備するものなどないのだけど、あまりキタナイ格好で飛行場やホテルのロビーをうろつくとテロリストと思われる可能性があるので新しい綿パンとシャツを買うことにした。
まず、ユニクロに行った。コットンパンツを試着してぼくは感動!
いつものサイズのを試着したら、オーッ!ウエストがゆるゆるじゃん。
なんと、10センチも縮んでいた。ダイエットの効果てきめん。うひゃひゃ。
今日の日記は、これを書きたかっただけだったりして。