雑貨に興味があり、お菓子が好きで、かつ、10/31(水)~11/8(木)までの間に、鹿児島市の郡元付近に寄れる方に朗報っ[E:shine]カモ。
当ブログにリンクしている、Cafe* Same’sのさめさんが焼いた、手作りの焼き菓子がタダでもらえる[E:sign03]というお知らせです。
くわしくは、Cafe* Same’sにGo[E:sign03]
(訂正)[E:coldsweats01]
お店で1,000yen以上お買い上げのお客さまにプレゼント、だそ~です[E:sweat01]
ROUTE226
車は指宿スカイラインを南に向かっていた。優しい気持ちになりたくて、フラワーパークの花でも眺めながら、ぼ~っとコーヒーを飲もうと思っていた。しかし、ぼくは気分屋だった。突然、坊津方面に行きたくなってしまった。車は知覧ICの先でUターンし、川辺ICで降りた。今日は弁当持参だったので、磨崖仏で有名な清水岩屋公園で昼食にした。川辺の街を抜け、薩摩半島最大の川、万之瀬川を渡って交差点を右折。万之瀬川沿いの道路を下りきったところが加世田の街だ。そこを左折して枕崎方面へと向かう。途中、小さな交差点を右折して坊津に突入。曲がりくねった山道を走り抜けると、眼前に海が開けた。銀色に輝く海に漁船が一艘。車を停め、写真を撮る。今日は花の写真を撮るつもりだったので、持ってきたレンズは標準マクロ一本だけ。でも、それでよかったのかもしれなかった。単レンズなので、逆光でもゴーストが出ない。空はぼんやりと煙っていて、いまいちスカッとしない。夕焼けの海を撮りたかったが、風が出てきて空は次第に曇りはじめた。
たちしょん
流れ行く雲の間から時々顔を出す月を見ていたら、ふいに、どこかの家のトイレに飾ってあったヒメジョオンの切り花が頭に浮かんだ。そしてなぜか、子どもの頃、友達と道端で立ちションをしたのを思い出した。今の子どもたちも、友だちと道端に並んで立ちションをするのだろうか。
月の光
デジタルプリントの夜
理由はわからないが、ぼくは暗い写真を撮るのが好きだ。昨夜は、その暗い写真をプリントするために某写真店に出向き、セルフ式の「デジタルプリント」ちゅーのをやってみた。サイズは四つ切ワイド。セルフは初体験なので、ドキドキした。完了ボタンをクリックし、出てきたレシートをカウンターに預けて待つこと20分。でけた~♪ 出来上がった写真を家に持ち帰って、ワクワクしながら袋から出した。すると、出てきたのはひたすら暗い紙だった。ただでさえ暗い写真が、真夜中のように暗い。どうやらプリンター側で自動補正をかけているらしい。たぶん、コントラストがかなり効いているのだろう。暗いのは好きだが、ここまで暗いと、好きを通り越して悲しい。とてもがっかりした。というわけで、今夜また、ぼくは写真ファイルの入ったSDカードを握り締め、再び某写真店に出向いたのだった。そして開口一番、カウンターの店員にこう告げた。「ねー、補正なしでプリントできるけ?」 すると、できる、という。なーんだ、はじめっから教えてくれたらよかったのに。で、できた写真は、昨夜とはずいぶん違い、ぼくが意図した状態に近いものだった。が、それでもやはり少々暗い。この次は「補正なし、少し明るめ」ということにしようと思った。矛盾しているけど。
23
ゲンゾー中
ゴルゴ13夜
きょうは十三夜である。常識的な人なら知っていると思うが、十五夜を見たら、かならず十三夜も見なくてはならない。見ないと何かが起こるかもしれない。しかし、見なくたって何かは起こる。さっき見てきたら、暈をかぶっていた。
夕日
そろそろYeah !!
コーヒー豆を焼き終え、空になったケースを車に積むために駐車場に降りると、オヤジがヒマそうに水をまいていた。
「コーヒー、飲む?」
と聞くと、飲む、とのことであった。
ふたりでコーヒーを飲みながら、
「ヒマそうやね」と聞くと、
「実をいうと、ヒマでしょうがない、何かすることはないか?」
という。実にぜいたくな話であった。ぼくが、
「明日、坊津に写真を撮りに行くんだ」というと
「趣味があるということは、いいことだ」とシミジミ言った。そして、
「おれの写真を撮ってくれ」という。
遺影にする写真がないのだ、と。いわれてみれば確かに、そういう写真がない。OK、といって、ぼくはカメラを取り出し、駐車場に出た。遺影用となると、ちゃんとした顔じゃないとまずいので、いろいろ注文をつけながら撮った。そのときカメラにはマクロレンズがはまっていたのだが、せっかくだから、と、店に戻り、ポートレート用の中望遠を取り付けて再び撮り始めた。光の回り具合がいまいちだったので、ポストにあった大きなDMを両手で持ってもらい、レフ板代わりにした。なかなか良い写真ができたと思う。