地図のない世界

今朝、深いもやの森で目覚めた。夢の続きのように。そこには得体の知れない不安が、木陰、丘の上、沼のほとり、あちこちで思い思いに小さな渦を巻いていた。ぼくはそれにかかわらぬよう、慎重に避けながらいつもの道を探した。地形は毎朝変化する。いつもの道はもやで隠され、はっきりしなかった。ぼくが眠っている間に、心のくぼみにたまった澱を何者かが舞い上げた。手立てはなく、もやの中をとぼとぼ歩く。

フィルム

お客さんからフィルムを読み込めるスキャナーをもらった。家に持ち帰ってパソコンにつなぎ、書棚の隅でホコリをかぶっていたネガフィルムを読み込ませてみた。画面に現れたのは20年以上前、六月灯の帰りに喫茶店で撮った写真だった。その喫茶店は、今はもうない。今度時間があるとき、納戸にしまいこんであるフィルムをひっぱり出して見てみようと思う。
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お客さんから、スピーカーユニットをいただいた。
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スピーカーを自作したことのある方なら、だれでも知っている。

いつものようで、いつものようでない一日

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寒くなったので、いつもの温泉に行くことにした。しかし、なぜか休みのような気がして、念のためその温泉のホームページを開いてみた。すると、なんと8月の末から休んでいるという。突然温泉が出なくなり、現在、配管工事中なのだそうだ。なんてこった。今日は時間を延長して、のんびり湯に浸かるつもりだったのに。でもまぁしかたがない。相手は温泉、ままならぬ自然の恵みなのだ。再開を待つしかない。温泉をあきらめて、いつものハーブ園に車を走らせた。
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ハーブ園でいつものトマトリゾットと、いつものカボチャプリンを食べ、いつものようにハーブ畑をうろついた。
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ここをぶらつくとなぜか落ち着く。ハーブ園を後にし、いつもの植物園に向かった。
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玄関をくぐると、早くもクリスマスソングが。いつものコースで歩き始めると、急に厚い雲が空を覆い、雨が降り出した。
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傘を借りて、再び歩き始める。何かが違う。いつもの植物園は、いつもと様子が違っていた。
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静かな夜

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宇宙の静けさが降り注いでいる。
とても静かな夜だ。
この静けさは信じられぬほどの均衡の上に成り立っている。
高速で回転する独楽が静止して見えるように。
だれもぼくを問わない。
月を眺めていると、ぼくがだれなのか分からなくなる。

今夜は豆乳鍋

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ぼくの店は珈琲を売る店なのだが、いつの間にか某豆腐屋が豆腐の中継基地にしてしまった。数ヶ月前、某豆腐屋は某フリーペーパーで紹介された。すると「どこに行けばその豆腐は手に入るのか」という問い合わせが巷の豆腐好きから殺到した。らしい。問い合わせは市内の中心部からが多かった。しかし、彼の店は人里離れた辺鄙な山の中。そこで彼はひらめいた。「友人が中央駅の近くでコーヒー屋をやってますから、そこに取りにいらしてください。そこに預けておきますから」。以来、金曜日になると彼のお客さんが、ぼくの店に豆腐を取りにいらっしゃる。ぼくはぜんぜんかまわない。しかし、お客さんが取りにいらしたとき、肝心の豆腐が届いてないことがある。ぼくはちっとも悪くないのに、ぼくが彼に代わって謝ることになる。やれやれ。写真は、彼の豆乳と豆腐で作った豆乳鍋。うまいんだよなーこれが。

ぼくのストレス解消方その3

最初、このシリーズの動画を見たとき、見てはいけないものを見てしまったようで後ろめたかったのだけど、見ているうちに病みつきになってしまった。このシリーズの動画を見ていると、なぜかストレス解消になるんです。なぜだろう。やっぱり病んでいるのかなー、オレ。

フェイスオフ

もし、自由に使える1000万円があったら何に使うか。
ぼくは考えてみた。(あい変らずヒマだね)
たとえば、こういうのはどう?
整形手術で、別人の顔になってみる。髪は金髪。
ね、おもしろそうでしょ。
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