3Dメガネ

昨夜は某駅ビルで某3D映画を見た。かなりの人気映画らしく、上映時間になるとほとんどの席が埋まってしまった。ぼくは3D映画初体験だったので、入り口で配られたプラスチックのメガネが珍しく、着席するなり、どんな仕掛けになってんだろ~、と、矯めつ眇めつ眺めまわした。偏光フィルタに違いないと思い、同伴者のメガネと重ねて回してみるけど、明るさは変化しない。うーん、わからん、ギブアップ。映画が始まった。で、その効果だけど、ぼく的には、まあこんなもんでしょう、という程度。上映開始と同時にスクリーンが忽然と消え、映像世界とリアル世界が渾然一体となって、わお~、おったまげ~、しぬ~、みたいなことは起きなかった。ぼくがニブイせいかも。でも、オーディオの世界だと、優秀な装置を使えば再生と同時に左右のスピーカーが消え、そこに別空間が出現する。ま、オーディオとビジュアルではその情報量に圧倒的な差があるわけですけどね。で、本題の3Dメガネ。家に帰ってネットで調べてみたら、現行の3Dには、円偏光フィルター方式、アクティブシャッター方式、分光方式の三つがあり、今回の映画は3番目の分光方式(Dolby 3D)だったことが分かった。その解説を読んでみたんですが、かなり面倒な方式で、ぼくの2Dな頭脳では読んで理解するのに時間がかかりそうなのでやめました。ちなみにこのメガネ、1万円もするそうです。

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じゅうたんの記憶

家を新築した時、玄関にじゅうたんを敷いた。高段数のペルシャ段通で、けっこう値の張るものだった。今から15年前のことだ。そのときぼくは日記にこう書いている。かなり長い文なので、その最後のほうだけ書いてみる。
…玄関といえば私と妹とその両親が北九州の港の近くに住んでいたころ、その薄暗い玄関には大きな風景画がかかっていた。私が小さかったから大きく感じたのかもしれないけれど。そしてそこにはやはりじゅうたんが敷かれていた。私は四歳だった。母が私に地球がまるいことを一生懸命わからせようとしていたのもこのころだった。一方父はこのじゅうたんがとても良いものなのだといつも自慢していた。その時の笑顔が私の記憶の中ではもっとも父親らしく見える。ただし、それがペルシャじゅうたんだったかどうかはわからないし、いまさら聞こうとも思わない。古い記憶をいじくりまわすときっと壊れてしまう。それから数十年経って、女房は子供に地球がまるいことを教えたし、私は暗い玄関にじゅうたんを敷いた。そしていつかお金がたまったら大きな風景画をそこにかけようと考えている。
どうでもいい内容なのだが、さっきこれを読んでいて驚いてしまった。だからこうして書きとめている。この日記に描かれている、薄暗い玄関の風景画やじゅうたん、そして父の自慢話の記憶が、今では完璧に消えてしまっているのだ。さっきこの日記を読みながら、え?ウソだろ? と、思わずつぶやいてしまった。今、いくら記憶を探っても、昔住んでいた家の玄関の風景は浮かんでこない。そんな記憶はどこにもない。日記に書いてるとおりのことが起こったようだ。「古い記憶をいじくりまわすときっと壊れてしまう」のである。

メンタムの思い出

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手が荒れた時にメンソレータムを塗るようになった。以前は手が荒れても放っておいたのだけど、昨年暮れ、指の怪我に塗るついでに手全体に擦り込んだところ、手荒れがけっこう治まったので、以来、マメに塗るようになった。メンソレータムは怪我をしたときに塗る薬だと思っていた。子供のころ、ぼくは外で遊んで毎日のように怪我をしていた。そのころの子供は皆そうだったと思う。怪我をして帰ると、まず、傷口をオキシフルで消毒し、その上にメンソレータムを塗りつけていた。それが日課だった。自分でやっていたので、長く使っているうちに薬の中に血が混じり、容器の中は赤い絵の具のようになっていった。今でも容器をのぞくたびに、あの血まみれのドロドロを思い出す。

最後のチキンライス

今日の晩飯はスパゲティーのミートソースだった。
わが家のミートソースにはトマトがたっぷり入っている。
食べ終わった後、鍋に残った赤いミートソースを見て、ふと、
これでチキンライスを作ったらうまいだろうな、
と思った。が、そこで急に気になりだした。
最後にチキンライスを食べたのはいつだっただろう。
去年は食べていない。ずいぶん長く食べてない気がする。
で、家人に、「最後にチキンライスを作ったのはいつ?」
と、聞いてみた。すると、
「私はチキンライスなんて作ったことがない」
と、断言した。
ぼくが最後に食べたチキンライスは、だれが作ったんだろう。
アンケートを作ってみましたので、良かったら回答をお願いします。
あなたはチキンライスをどれくらい食べてますか?

温泉たまご日和

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指宿の某温泉に出かけてみた。のんびり湯に浸かって、雲ひとつない空をながめていると、ずいぶん高いところをトンビが気持ちよさそうに飛んでいた。
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温泉から上がり、体が温まったところで、新しい企画商品、温泉たまごをいただくことにした。
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駐車場の一角に新たに囲炉裏小屋?が建てられたので、さっそくそこを使わせてもらうことにした。
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小屋で温泉たまごを食べていると、どこかで12時のサイレンが鳴った。もうお昼だ。今日は、某植物園で昼食をとることにした。
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植物園に入ると、そよ風にのって甘酸っぱい匂いが漂ってきた。アカシアの匂いだった。
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この階段を下りたところにレストランがある。
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なんとかホワイトソースパスタ
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無意識過剰

ぼくの周囲には、いわゆる天然な人が多いように思う。
ぼくがそれを好むから自然とそうなるのかもしれない。
自分にないものを求めているのだろうか。
人をひきつける力。
カラマーゾフの兄弟に出てくるアリョーシャ、リザヴェータ。
そして頭のいい、ロジカルなイワン。
ドストエフスキーが言いたかったことは何だろうね。

星空

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ぼくの意識が星空を見たいと願うのだろうか。
もちろん、宇宙はぼくを含んでいる。
ぼくは宇宙の一部だ。
宇宙は自分の姿を見るために人を作ったのだろうか。
ま、どうでもいいけど、今日のオリオンはきれいだね。