眠い昼

1003_13_01
だれもが眠そうな顔をしてやってくる。
カウンターの向こうから眠そうな顔でぼくを見る。
ぼくも眠くなってくる。

空を見ていた午後

1003_12_01
あたたかい風が吹いていた。
睡眠不足のせいか、意識がいつもより薄い感じがした。
濃いコーヒーを飲んでも、あまり変わらなかった。
悪い感じじゃなかった。
千恵子は風にのる、だれでも風にのれる。

バージェスな夜

昨夜のことだ。ぼくは床を引っかくような奇妙な音で目が覚めた。時計を見ると午前3時40分。音はトイレのほうから聞こえてくる。ぼくはそっとベッドから起き上がり、音を立てぬようにドアを開けて音のするほうへ歩いていった。
うお~~っ!
ぼくは死ぬほど驚いた。トイレの前で太古の昔に絶滅したはずの三葉虫が楽しそうに走り回っていたのである。
1003_11_01

ポラロイド的記憶

100308_old01
子供のころ、わが家にポラロイドカメラがあった。ぼくはそれを使って、おもしろい写真をいくつも撮った。撮った写真は、たとえばその対象が友達だった場合、あげてしまうことが多かった。なにせ撮ったその場で出来上がるのだからしょうがない。ネガがないので、複数撮らないと手許に残らない。あれは潔い写真だった。
100308_old02
数日前、当ブログにもリンクさせてもらっている、こばなさんのブログでおもしろい写真を見つけた。それはポラロイドみたいな写真。記事を読むと、ネット上でポラロイド風に加工してくれるという。早速、ぼくも試してみた。なんだか微妙に変色して、なつかしい写真に仕上がる。どのように加工されてるのか点検し、ぼくなりに加工してアップしたのが昨日の写真。机のひきだしの奥で眠っていたような写真になったかな?

11pmとなりの団地

1003_07_01
昼過ぎ、写真の師匠rogiさんが店にいらっしゃった。
そして、コーヒーを飲みながら言った。
「最近、ブログの写真が暗くない?」
意外な指摘にぼくはうろたえた。
でも、師匠が言うんだから、きっとそうに違いない。
「ハハハ、ぼくの写真は冬になると暗くなるんですよ」
と、その場しのぎに言ってはみたものの、妙に気になりだした。
ぼくは、写真は心を映す鏡だと思っている。自分では気にならないのだけど、ふつうの人が見れば暗いのだろう。今のぼくは、心が暗いのかもしれない。そういえば、毎日暗い夢ばかり見る。

バスで帰る哲学少年

1003_06_02
夕方、某哲学少年が豆を買いに来た。現在、彼は東京で哲学の仕事をしている。哲学でメシを食うのは大変そうだ。明日東京に帰るという。店のまん前にバス停ができて便利になった、と言っていた。5時50分のバスで帰っていった。
なお、当ブログの人物写真は、すべて本人の承諾を得て掲載しています。
1003_06_01
駐車場のモモは六分咲き、といったところ。

常備薬

1003_05_01
ここのところ天気が悪いせいか、少し体調が悪い。
ぼくはほとんど薬を飲まないが、強力わかもとと、ショコラBBは欠かさず常備している。つい先ほども強力わかもとを飲んだ。いつものことだけど、食いすぎて気分が悪くなったからだ。ショコラBBにもお世話になりっぱなしだ。ぼくはストレスがたまると、必ず口内炎ができる。口内炎ができたら、これを飲む。メンソレータムは、眠くなった時の気付け薬だ。パソコンの横に常に置いてある。