マリモ日記その6
思い出の夏
7段圧力プラチナ真空釜
これなんですか
電気ガマを買う
電気ガマを掃除してたら壊してしまった。買いに行くのもめんどうだし、ネットで買うことにした。価格コムで調べてみると、売れ筋ランキング1位はパナソニックの製品で、最安値は65,367円。ぼくは一瞬、桁を見間違ったかと思った。電気ガマなんて5000円くらいのもんだろうと思っていたのだ。60000円もする電気ガマなど買う気はサラサラないのでランキング2位を見ると、それは象印の「極め炊き」という製品で23,793円であった。それでもぼくの常識から見れば派手に高い。米を炊くのに何でそんなに金がかかるのか。腑に落ちない。そこで謎を解くためにメーカーのページを見てみることにした。すると、科学を駆使したようなめんどうな解説がズラズラ書いてある。いわく、真空釜の内側にコーティングしたプラチナナノ粒子の作用で釜内の水質が弱アルカリ性に変化します、とか。ほう、プラチナナノ粒子ね、で、それなんなの、などとぼくは思いつつ、最後に書いてある希望小売価格に目が行った。え、57,750円もするの? それはぼくの思考回路に微妙な変化をもたらした。57,750円が23,793円なら安いんじゃないか。ぼくはそれ以上深く考えるのを停止し、購入のボタンをクリックした。
山は秋の風が吹いていた
ズームアウト
鈴虫の声
時計は12時を回ろうとしている。今夜こそは早く寝ようと思う。窓を開けると、向かいの空き地から鈴虫の涼しげな鳴き声が聞こえてくる。これを聞きながら眠りたいと思うのだが、外は桜島の灰が舞っている様子なので、窓を閉めて寝るしかない。













