カニとタワムル

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いつも泳ぎに行く海に、猛烈に足の速いカニがいる。
ふだん、こいつは砂浜に小さな穴を掘って棲んでいる。
オレが穴に近づくと、そーっと穴から出てくるが、目と目が合ったとたん、えらいスピードで走り出す。オレは反射的に追いかける。
逃げるのを追いかけるのは男の習性だ。
しかしこいつは速い。音速に近いスピードで逃げまわる。
オレはムキになって追いかける。どこまでも追う。
そして必ずオレが勝つ。

カサブランカ

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暑い日が続きますな。
それが夏ってもんです。
暑い夜にソーメンとか冷やし中華を食うのは
男のすることじゃない。これは逃避です。
闘わずして負けるのは男じゃない。
闘って負けるのが男です。
というわけで
暑い夜にはキムチ鍋。
汗をダーダー流しながら煮えたぎったキムチ鍋を食う。
それがダンディズムってもんですよ。

スローな夜にしてくれ

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お客さんが買ったばかりのコンデジを持ってこられたので、ちょっといじってみた。スゲエ。恐るべき進歩。何でも写る。ダイヤルをプラスにセットすれば未来が写り、マイナスに合わせると過去が写る。そういえば、むかしのSFにスローガラスというのがあった。そのガラスは光が透過するのに時間がかかる。光が向こう側に通り抜けるのに1時間かかるガラスだと、そのガラス越しに見る景色は1時間前のものになる。

最後に笑え

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人は長く生きていればいつの日か悟りを得られるのだろうか。長く生きるほどますます分からなくなって、なんだ、結局なにひとつ分からないじゃないか、と、だまされたような気分になって腹の底から笑いがこみ上げてきたところでFinの白抜きがスクリーンに大映しになってお仕舞い、じゃないのか

ハマゴウ

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6時過ぎに家を出て海に向かった。海に着いて砂浜に出ると雨が降り出した。しかたなく車の中で雨が止むのを待った。
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雨が止んだので海に出てみると、さも当然のように老人が釣りをしていた。
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海を眺めていると不思議な格好をしたカップルが前を横切り、波打ち際をどこまでも歩いていった。
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砂丘の上ではハマゴウの匂いが漂っていた。今日はハマゴウの写真を撮って、海水浴をして帰る予定だった。海は冷たかったが、透明度は高かった。沖に出て泳いでいるのはぼくだけだった。
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さがさないでください

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店の玄関に水草を置いてみた。
自宅で飼っているメダカを入れようかとも思ったのだけど、窮屈そうなのでやめた。水草のほかに何かいやしないかと探す人がいるだろうと思って、「水草」と書いたラベルを貼った。

雑草の生える星

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星の王子様の住む星にはバオバブが生え、わがままな花が咲いている。一方、地球にあるぼくの仕事場の近くの空き家には、名前も知れぬ雑草が激しく生えまくって人生を謳歌している。しかし、そんなことはどうでもいい。雑草が生えすぎて地球が壊れることはない。