これなんですか?

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昨日の朝のことだ。ヨッパライ某が「しょうが湯飲む?」と聞くので、ぼくは「うん」と返事をした。するとヨッパライ某は「今度のショウガ、匂いがしないのよね」と言った。飲んでみるとそれはしょうが湯の味ではなかった。ぼくは気になって、そのショウガを見てみた。袋には生産者の名前はあるが、肝心の品名がない。
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袋から出してみると、それはショウガのようでショウガではなかった。

安物買いの時間失い

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ドライヤーが壊れた。2、3年くらい前に某ホームセンターで買ったもので国産の半値くらいだった。さっそく分解してみると中の配線がハンドルの折り曲げ部分でぷっつり切れている。ハンドルの曲げ伸ばしを繰り返しているうちに切れたらしい。価格相応の粗末なつくりだ。
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配線に余裕がないので被覆を少しめくって繋ぎ、半田付け。
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露出部分を熱収縮チューブで被覆、元通り組み立てる。
「以降、ドライヤーのハンドルを折りたたまないように」と、家族に御触れを出して作業終了。ぼくの貴重な時間はこうして失われていく。

階段

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地下へと続く階段がある。ぼくはそれを下っていく。どこまでもどこまでも。するとその階段はいつの間にか上り階段になる。ぼくは階段を上っていく。どこまでもどこまでも。やがて階段は終わり、ぼくは地表に出る。人がいたので声をかけたが言葉が通じない。そこは地球の裏側だった。

おみくじチョコ

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先日お客様にいただいたチョコレート。袋に包まった五円玉の形のチョコが、おみくじの箱に35個入っている。この中に、一つだけ大凶が入っているらしい。団地の某コーヒー屋ではこれを今日、お客さんに出したそうだ。ほとんどの方が大吉だったらしい。が、出た、ついに大凶が出た。いわく、「仕事運。うっかりしてパソコンのデータを消すかも」。いまひとつ迫力に欠ける内容ではあったが、これをひいた方は事務職だったそうで、かなりびびっていたという。

雨の街を

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そろそろ梅が咲いている頃だと思って、近くの公園に行った。
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つぼみはふくらんでいたが、花は数えるほどしか咲いてなかった。
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久しぶりに街に出てみた。雨の街は情緒があるな。
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某デパートの焼きソバがうまいというので行ってみた。
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ぼくは焼きソバ炒飯というのを注文した。確かにうまかった。
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街をぶらつき、本屋で立ち読みをし、コーヒースタンドでコーヒーを飲んだ。6時を過ぎた頃、ギターリサイタルのある某教会に向かった。

謎の港の夢

いつものことだけど、変な夢を見た。どこの港なのか分からないが、ぼくは船にのっている。その近くを別の船が通り過ぎてゆくのだけど、それが普通の船ではない。その船の甲板は陸地なのだ。あちこちに木や草が生え、ところどころ古い平屋の家が建っている。舗装はされてなく、でこぼこの土がむき出しになっている。それが海上をゆっくり進んでいく。ずいぶん前にも同じような夢を見た。でもそのとき、その船は港に接岸していた。

悲しみが雪のように降る一日

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毎日たくさんのメールが届く。しかしそのほとんどが読むに値しないメールだ。読むに値しないメールを「これは読むに値しないメールだ」と断定するには、ある程度読み進まねばならない。最近のこの手のメールは読ませるために偽装してくる。この苛立たしい労苦を察してか、ぼくの使っているサーバーでは「迷惑メールフィルター」というサービスを準備した。どういう仕組みか知らないが、これを使うと、キンチョールをシューッとやったように、害虫メールはほとんど来なくなる。思わず快哉を叫びたくなるすばらしいサービスだ。しかし欠点がある。稀にだが、正常なメールを誤って検知してしまう。今までに分かっただけでも2件ある。これはまずいと思い、新たに重要なメール専用のアドレスを作り、それにはフィルターをかけないようにした。いうまでもなく平和は長くは続かない。新装したアドレスも一ヶ月もしないうちに、いつものろくでもないメールであふれ出す。1日2、3通なら許せる。でも10通を超えると温和なぼくも平静ではいられない。テーブルを叩き、いらいらしながら新しいアドレスを作り、それにかかわる数種類のプログラムの設定をやり直す。半日かかる。無駄に失われた時を思うと悲しくなる。今日はヒマだったので、それをした。

できのいい映画。たとえば昨日書いたトリュフォーの「突然炎のごとく」。おもしろさは当然として、いいものを見た、という満足は相当なものだ。それは新しい扉を発見した喜び。自分の中にあるにもかかわらず、悲しいかな、今まで見えなかった扉。それが開かれる。主人公の思い、悩みに深く共感できるなら、その扉はリアルに現れる。

ジュールとジム

録画しておいた、トリュフォーの「突然炎のごとく」を見た。5年ぶりに、また見た。ジュールとジムの物語。恋に生きる女、カトリーヌ。恋はすばらしい。道端の花は耳元でささやき、星は輝きを増す。でもそれは幻。人に与えることは出来ない。恋は奪い、愛は与える。