ソロモンの指輪

娘が帰ってきたので、久しぶりに家族4人、そろって夕食。みんな元気、のはずだったが、娘は近頃どこかで食べたジビエ料理にあたったそうで、いつもの半分しか食べなかった。その娘が「これ知ってる?」と本を差し出した。「ああ、もちろん知ってるさ」と言いたかったが知らなかった。
「おもしろかったよ~」とのことで、箸をおいてパラパラとページをめくってみる。なかなかおもしろそう。動物行動学の日高敏隆さんの書いた名著「チョウはなぜ飛ぶか」と同じで、現場に赴いて鳥(シジュウカラ)を観察し、実験しながら検証していく。書いた人は鈴木俊貴という人で、東京大学准教授、動物言語学者なんだそうだ。動物言語学者、なんて初めて知ったので、ネットで調べると、


「動物言語学者」は、主に鈴木俊貴氏を指します。鈴木氏は、シジュウカラの研究で世界で初めて動物が言語能力を持つことを証明し、動物言語学という新しい学問分野を創設した第一人者です。


なんだそうです。へぇぇ~~!

Windows10のサポートが切れるらしいので、15年使ってきた自分用のパソコンを新調することにした。仕事には使わないのでWord、Excelは入っていない。インストールするのは画像編集ソフトと天体観測アプリくらい。

風立ちぬ

今日から私は心の旅人。
某高原のコスモスが6分咲きだというので行ってみた

窓を全開にして車を走らせる。たまにキンモクセイの甘く切ない香りが車内に流れ込む。まだ夏だったぼくの心のカレンダーも、やっと秋になった。

つぼみがいっぱい付いている。7~8分咲きといったところ。
駐車場の横で地産の野菜を売っていた。うまそうなピーナッツと新米が安かったので買った。

昼食は某河口にある漁協直営の食堂で。ヨッパライ某は寿司定食、ぼくは刺身定食にした。とてもおいしかったです。

満月の空に狼煙が上がる夜

そういうわけで月曜の朝は砂浜にいることが多い。ショーシャンクの空のラストシーンみたいな朝

病院や施設をハシゴ。昼食にありつけたのは2時過ぎ

山を越え、肉の直売所に向かう。その前に海に出て波打ち際を歩く

ゴーストクラブ。カニのくせに恐ろしく足が速い

打ち上げられたクラゲ

今日は中秋の名月とかで、月を見ながらバーベキュー

再生パソコンは9980円だった

そろそろ店のノートパソコンをWindows11マシンに替えなきゃ、ってことで熱帯雨林に注文したパソコンが届いた。
店用のパソコンはWordとExcelとメールソフトが使えてネットが閲覧できれば十分なので、MS Office入りの再生パソコンをチョイス。9980円。傷も汚れもなく、ちょっと離れて見ると新品同様。なおスペックは以下の通り。

Win11 Pro
Core i3
SSD128GB
メモリ8GB
MS Office
DVD-ROM

とりあえずパーテーションを切り、80GBをシステムドライブ、残りをデータ用に割り当てた。

迷える羊はエビフライ定食の夢を見るか

月曜の朝は例によって、ここにいる。雨が降っているので傘をさして歩く。心は動かない。なにも浮かばない。

病院でヨッパライ某を拾い、南へ走る。BGMは数日前、映画チエンソーマンのエンドテーマと一緒にダウンロードした米津玄師のSTRAY SHEEPというアルバム。昼食は漁港近くのスシ屋でエビフライ定食にした

海浜公園を縦断し、海に出る。答えは見つからない

蜃気楼

車を走らせてたらヨッパライ某が「ヨネツケンシって知ってる?」って聞いた。名前は知ってる。とぼくは答えた。宇多田ヒカルと歌ってる曲があるから、それをスマホに入れてほしいんだけど

家に帰ってiTunesストアからダウンロード。調べてみるとこの曲はチェンソーマンというアニメ映画のエンディングテーマだそうだ。チェンソーマンって何?というわけでPrimeVideoで見て学習。意外とおもしろい。途中、主人公が女性上司にこんなことを打ち明ける。

俺はずっと追いかけていたもんをやっとつかんだんです。でも、いざつかんでみると、そんなもんは俺が思っていたより大したことなくて。
もしかしたら、これから俺がまた何か違うもんを追いかけてつかんだ時も
「追いかけてた頃の方が幸せだった」
って思うんじゃねえのかって・・・


既視感があった。それは先日読んだサンテグジュペリの「人間の土地」のワンシーン。テグジュペリは砂漠の真ん中に飛行機を不時着させ、飲み水もほとんどないまま蜃気楼に惑わされつつ砂漠をさまよった。以下、そのシーンから。


やはり西方にあるのはすべて人を欺く幻だった。僕は立ち止まり、今度はまっすぐ北に向かう。北方は少なくとも海の歌声に満ちているはずだ。ああ!あの頂を超えれば、地平線が広がっている。この世で最も美しい町が現れる。
「それが蜃気楼だってことはよく分かっているだろうに・・・」
そうとも、よく分かっている。それは蜃気楼だ。誰も僕を騙せはしない。だが、もし僕が蜃気楼に向かって突き進むことを望んでいるのだとしたら?希望を抱くことを望んでいるのだとしたら?

ここには何かがいる

変な夢で目が覚めた。遮光カーテンの隙間から光が漏れている。時計を見ると8時を少し回っていた。まだ眠かったが、週に一度の貴重な休みなので起きることにした。

休日の朝が休日らしくなるために、足の爪でも切ることにした。時間に余裕がないと足の爪を切る気にならない。でも、放っておくと靴下に穴が開くから困る

まだまだ暑いけれど、山の上の公園では、あの赤い花が咲いているだろうってことで車を走らせた。峠を越え、しばらく走ったところにあるカレー屋さんで昼食にした

写真を撮りながら歩いているとぽつぽつ雨が降り出した。赤い花のせいで、ただでさえ陰気なムードなのに。いつものことだけどだんだん憂うつになってきた

どこか妖気が漂っている

家に帰り着き、フルーツ蜜豆の缶を開けた。わが家の冷蔵庫にはこの缶が常備してある。憂うつな気分になったらこれを開け、ラムとウォッカを入れて食べる。だれでもそうなのだろうが、自分をコントロールするのは思ったより大変だ

夏は終わったのでしょうか

いつものように月曜日の朝はたぶん、ここにいる。ぼくの人生は砂に埋もれかけている

昼から先日骨折して入院した妻の母のところへ。面会時間が2時からとのことで、その前に峠の先にあるバカデカい水車が回っているソバ屋へ。ここはいつも客が多い。外で順番を待っていたら、どこからかヒラヒラと蝶が飛んできて近くの壁に留まった。ジャコウアゲハに似ているけど、かなり小さいし、頭の形が変

頭部のアップ。これを見て、アレ? と思った人は、かなりの虫マニア

以前、吹上浜で撮ったジャコウアゲハ。触角の形が上の虫の写真とはだいぶ違う。上の写真の虫は、蝶ではなく蛾の仲間で、アゲハモドキ、というそうです。

天ぷら板ソバ

突然ですが、夕食はぼくのリクエストでモツナベになりました。夏バテに効くんじゃないかと思って

だれもいない海

今日は第一火曜日で定休日。いつか行こうと思っていた海の近くのレストランに行ってみることにした。早く着きすぎたので、その先にある駅に行き、砂丘の手前にある井戸を見に行った。今は網がかけられ、石碑が建てられている。学生の頃、泳ぎに行ったり、キャンプをしたりした後、この井戸水で体を洗った。二年ぶりに見に来たのだけど、草ぼうぼうでいい感じになっていた。

2年前に来た時の写真。砂丘を越えたところが海。

井戸が在ったころの8ミリフィルムの映像。
足を洗っているのは仕事男。

海はすでに秋の気配

レストラン

とってもおいしかったです。でもここは日曜日と月曜日が定休日なので、なかなか来れない。

夕食はバーベキューになった

缶ビール片手に花火。夏が終わったよーな気がした