春の匂い

160208_02 朝起きると晴れていた。雲一つない青空だ160208_01 冬が終わった記念に、南のハーブ園でハイビスカスシャーベットを食べることにした。いつものとおりだ160208_03 ミモザはまだ三分咲きといったところ。甘酸っぱい匂いが春を告げている160208_05 早咲きの桜。こちらは七分咲きといったところだ

春だな

きょうは、ちょっとだけ、いいことがあった。社会人の息子が、ある専門学校を受験したのだけど、その一次試験に受かったとの電話があった。受かるだろうと思っていたので、さほど感動もなかったのだけど、そのことをある親しい常連のお客さんに話したら、自分のことのように喜んでくれた。ほんとにうれしそうだった。おかげで、こちらもなんだかうれしくなってきて、暖かい気分になった。春だなぁ

160203_01今日で冬が終わるというので、冷たいビールで乾杯しようと思ったが、寒いのでやめた

スパイラルの謎

160202_01 店の壁のポスターは、ほとんどの場合、自分で貼る。四隅をセロテープでピッと留めるだけの話だ。今回はポスターを持ってきた芸術家二人に貼ってもらった。二人が帰った後で気づいたのだが、どういうわけか、そのポスターが飛び出して見える。今までぼくが貼ったときには、そういうことは起きなかった。何か仕掛けがあるのでは、と、おもわず近寄り、まじまじと見つめる。メジャーを持ってきて、まっすぐに貼ってあるか測ってみた。少しずれている。左回りに回転している。見た目には、まっすぐなのだが…。もしやここに秘密が隠されているのでは

道に迷うのが得意なのです

昨日あんなに晴れていたのに、休日の今日は雨。天気が悪いと、ほんとにがっかりする。今日は雨の中、ある年上の男性とドライブをすることになった。療護施設で長年生活している知人に会いに行ったのだけど、方向音痴のぼくがナビのない車を運転し、人里離れた山中を走っていくと…思った通り、道に迷ってUターン。その年上の方とは、店のカウンターでコーヒーを飲みながら、映画やオーディオ、写真のことなどを時間を忘れて話をする間柄。楽しいひと時を共有できる数少ない知人の一人。でも、人の幸せとは何か、といった人生的な話題になると話はまるで噛み合わなくなる。物事を見る角度の違いだけでは説明できない、大きな溝がそこにある。二人で療護施設の知人に会いに行くことになったのも、その溝に小さくとも橋のようなものを架けることができやしないか、と、ぼくが提案したからだった。車は迷いつつも、目的地に向かっていた。助手席の彼もいっしょになって探す。「そこの交差点を右ではないか」と彼は言う。ぼくはハンドルを右に切る。二人が求めているものが同じだったら、いつか同じ場所にたどり着けるはず。療護施設での三人の会話は、おのずと深いものになった。意見が鋭く対立するようなことがなかったのは、それぞれ虚心坦懐に相手の意見に耳を傾けたからだと思う。橋が架かったかどうかは、今の時点ではわからない。施設からの帰り道、彼が話された、ツルゲーネフの小説の話が興味深かった。その話に込められたテーマがまさに、その懸け橋のように思えたのだったが。

家に帰り、ヨッパライ某をさそって遅い昼食に出かけた。山の向こうのソバ屋で、ヨッパライ某はソバを、ぼくはうどんを注文した。いつも思うのだけど、ここの味付けは濃すぎる。帰りに海に寄った。冷たい雨が降り、風もあった。傘を飛ばされないようにしながら写真を撮った

あの頃に帰りたい かも

ある本を読んでいて懐かしく思った。学生のころ、レベルは劣るものの、ぼくもこれと似たようなことをずいぶんノートに書き込んでいた。そのノートのいくつかは今も残っている。大学ノート5冊分くらいある。数年前、古い写真のフィルムを整理しようと、ぼろぼろの段ボール箱を開けたら、その下からこのノートが出てきた。読んでびっくり。ひどく理屈っぽいが、かなり鋭いことを指摘している。まさに今のぼくに向けて発している警句もあって、思わずたじろいでしまう。やれやれ、ほんとに、ぼくがこれを書いたのか。やるじゃないか。今じゃもうこんなことは書けないぜ。なぜ書けなくなったのか。だいたい見当がつく。女の子たちと遊ぶようになって書けなくなってしまったのだ。そんな立派なことを言える自分じゃないことに気付いてしまい、恥ずかしくて書けなくなった。というか、実際堕落してしまった気もする。とりあえず自分のバカさ加減を気付かせてくれた女の子たちに感謝しつつも、ちょっと惜しい…かも。(まさかこの本の筆者が女の子を知らなかった、ということはないだろうけどね)

素晴らしい人生だったと伝えてくれ

160130_02 昨夜、ふいにウィトゲンシュタインのある言葉が気になりだしてwikipediaで調べたら、そこには彼の人となりが喜劇役者のように描かれていて思いがけず愉快な気分になった。ぼくだけがそう感じるのかもしれないけど、この記事を書いた人はユーモアのセンスがあると思う。なお、記事によると、ウィトゲンシュタインの最期の言葉は「素晴らしい人生だったと伝えてくれ(Tell them I’ve had a wonderful life)」だったそうだ