オレはポケットに手を突っ込み、湖沿いの小道をぶらぶら歩いていた。すると草むらにひっくり返ったボートを見つけた。しばらく立ち止まり、ペンキのはげたボートの底をじっと見つめ、そこに何やら重大な意味を発見したかのように頷いた
オレはポケットに手を突っ込み、神社に向かう歩道をぶらぶら歩いていた。すると金網の向こうにミニスカのおねーさんみたいな像を発見してしまった。以下、ほぼ同文
寒くなったせいで、朝、ベッドから出られない。会社員じゃないので仮病を使って会社を休むこともできない。相当な勇気を奮い起こし、布団をはね上げ、その勢いでベッドから抜け出す。起きてすぐに疲れてしまう
一日のうちで一番好きな時間。それは、一日が終わろうとする、この時間。
昼間、ぼくを動かしていた、いろんな働き手が、疲れてうたた寝を始める。
おやすみ、今日、働いた自分たち。
眠りに就こうとするぼくに、ぼくは子守唄を歌ってあげる。
ぼくの大好きな時間。ぼくの時間
午前中は晴れていたが、だんだん雲が出てきた。どこかで飯を食おう、ということで、ポットにコーヒーを詰め、テキトーに車を発進させた
車は南に向かって走っていた。昨夜見た映画がさっぱりわからない、というヨッパライ某に、ぼくはレプリカントとは何か、という話を始めた。すると、カズオ・イシグロの、わたしを離さないで、の主人公たちと境遇が似ているね。今、帚木蓬生のヒトラーの防具、という本を読んでいるんだけど、そこでも同じ問題を扱ってるよ、と文学少女らしい意見を言った
山の上の公園に寄って、あまり色づいていないイチョウやカエデの写真を撮り、山を下って海の近くの食堂に行った
雨に濡れた堤防をのろのろ歩き、灯台の近くに行った。釣りをしている人が何人かいて、小さなアジが釣れていた
たまには自撮り写真でも