金曜日の午後

ついに買ったよ、単焦点付き一眼っ! なお、ぼくではありません

花をいただきました。

そう、それはまるでぼくの心のように白かった、みたいな

君のケーキは燃えているか

手分けしてローソクを立てる。手分けしてローソクに火を灯す。ここまではいつもと同じだった。今までと違ったのは、もう一人のぼくが、キミはこれだけのローソクを一息で消せると思うのか? と耳元でささやいたことだ

Purple Rain 5

ドアを開けると晴れていた。海に行って波打際をどこまでも歩きたい気分だった。でも、あの花の匂いを嗅ぎたい、というリクエストがあったので、山の奥へと車を走らせた。海はいつだって行ける。でも花は枯れてしまう

甘い匂いが立ち込めていて胸が痛くなるほどだった。匂いが遠い過去の記憶を呼び起こすことがある。しかし、このファンタグレープみたいな匂いは、不思議と何も思い出させなかった

八重咲の藤。ブドウみたい

昼食は東洋のナイアガラで安いウナギを食べることにした

帰りに山の上の湖に寄ってみた

大衆食堂

Well done!

町内会区長の任期が満了。やれやれ、やっと終わった、ということで乾杯。ちなみに区長本人、つまりぼく、は何もしませんでした。すべてヨッパライ某がやりました。ゴミステーションの問題などで眠れぬ夜もあったらしい。一年間、お疲れさん

失われた時間を求めて

3時ごろ仕事男がやってきた。またカメラを買ったという。何を撮るんだろうね

娘が持ってきたドライヤーがこわれたので修理。所要時間、約60分。ぼくの貴重な時間はこうしてまた失われていく

鍋の季節の終わり

店の屋上は菜園になっていて、ネギやレタスやサヤエンドウなどが植えてある。昨日、しばらくぶりに屋上に上がってみると、かわいい花が春風に揺れていた。よく見るとそれは春菊だった

スパゲティを食べて映画をみた

今日は定休日。一週間に一度の貴重な休み。でも丸一日自由に使えるとは限らない。今日は午前中、仕事のために街に出る必要があった

仕事を終え、スパゲティ屋で昼食を済まし、いつものように本屋でぶらぶら。レヴィナスの本で薄いのがあったら買おうと思ったが、どれも分厚く、しかも高かった。養老孟司の「遺言」という本をパラパラめくったら、なんだかおもしろそうだったのでこれを買った

デパートの屋上でしばし休憩。外のベンチで脚を組んでパンを食べている女性。フランス映画の主人公みたい

せっかく出てきたので映画を見た。あまり期待せずに見たら、なかなかおもしろかった

去年の明日

お客さんとコーヒーを飲んでいるところに電話がかかってきた。
「お店をやめられたって聞いたのですが、本当ですか?」
どうやらぼくの店はぼくの知らぬ間に無くなってしまったようだ。
「ええ、長年続けてまいりましたが思うところがありまして」と切り出したい衝動にかられたが、まじめそうな女性の声だったのでやめた。

夕方、ひどくお腹がへってがまんできなくなった。冷蔵庫をあさったが何もなく、棚のどこかにお菓子でもないかと探したらカレーが出てきた。たしかこれはカメラ美女のお土産だった

賞味期限は4月7日。ワオ!明日だ!

ぎりぎりセーフ!おいしかったです。でもよく見たら去年の明日だった

桜の木の下で

休日は目覚ましが鳴らない。目覚ましが鳴らないといつまでも眠り続けるかもしれない。そこでぼくは目覚ましを20年後にセットする。ぼくが目ざめるとき、まわりの人は20才年をとっているのだ。愉快なようで悲しい話だ。しかし今日は自然に目が覚めてしまった。時計は9時前を指していた

朝は頭の中に霧が立ち込めているので、家人が、なにか問いかけても答えることができない。人の声がトンネルみたいに反響して聞こえる。どこかで花が咲いてるから見に行こう、行こう、行こう(←エコーをかけて読んで下さい)と言っているらしい

その花とは、シャクナゲ、だった。南の海辺にある植物園で咲いている、と新聞に書いてあったという。そんなわけで海沿いの道路を南に向かって飛ばしていたら、あちこちの民家から眩いほど鮮やかな黄色い花が派手に吹き出していた。まるで夜の歓楽街のネオンのように

植物園で黄色い花を飽きるほど眺め、ふと時計を見るともう2時前だった。イタリアレストランで昼食にするつもりだったが、時間がない。仕方がないので、海の近くの道の駅で海鮮丼を食べよう、ということになった。しかし同伴者は、なぜかラーメンを注文。ぼくにはピンとこない選択だったが、あっさりしていて、なかなかおいしかったという

帰りに、海を見下ろせる山のカフェに寄り、ケーキセットを注文した。正面にあの灰色の粉をまき散らす火山が見える。今日は大人しく白い煙を吐いていた

風がそよと吹くたびに、桜の花びらがはらはらと散っていく。額縁に入れて飾っておきたくなる風雅な風景だ