仕事の帰りに某DIYホームセンターに寄って、自宅の天井を修理するための板を買い、必要なサイズに裁断してもらった。このホームセンターは夜10時まで営業しているのでとても助かる。ついでに庭木の高い枝を切るハサミも買うことにした。適当なものを手に取り、レジに持っていく段になって、待てよ、ネットの方がずっと安いんじゃないか、と思ったのだが、疲れていたので、そのまま買って帰った。さっき、よせばいいのにネットで価格を調べてみた。すると…意外なことに、某熱帯雨林をはじめ、ネット販売店での価格は軒並み3割以上高かった。なんだか勝利者になった気分
人工知能の世界では魔術が働き始めたらしい
半月ほど前、ネットに面白い記事が上がっていた。某国営放送HP「視点・論点」に掲載された「人工知能と黒魔術」という記事。おととい、人工知能を勉強している学生さんが店にいらしたとき、この記事のことを話したところ、仲間の間でもかなり話題になっている、とのことだった。5分で読める短い記事なので、直接読んだ方がいいと思うのだけど、とりあえず以下に端折って書き写します。
現在、人工知能の開発は飛躍的に進んでいるのですが、実は同時に科学者やエンジニア達は今、少し困った状況になっています。それは、人工知能の性能を上げるほど、なぜ性能が上がったのかを説明できなくなっているのです。
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驚かれるかもしれませんが、この「黒魔術」は人工知能の世界でもスラングとして定着しており、どうやって生まれたのか、あるいはなぜ効果が出るのかわからない技術の総称となっているのです。当然ながら、人工知能を研究する学問分野である情報科学は、もともと論理や数学が支配する世界でした。理論や理屈がすべてを説明できる世界だったということですね。しかし、現代の情報科学、とりわけ人工知能の分野では、だんだんと黒魔術の影響力が強くなってきています。
—- 中略 —-
私たちが普段の教育で触れる科学は、基本的に還元主義という考え方でできています。還元主義は「物事を分解し、細部の構造を理解していけば、全体を理解できる」という考え方です。科学者でなくても、この考え方に賛同する方は多いと思います。たとえばあなたが時計というものを完全に理解しなければならないとしたら、まずすべての部品を分解して、歯車やゼンマイのしくみを知り、それぞれの動作を把握するはずです。そして今度はそれらの部品を再度組み立てます。そうした作業をへて、時計という機構は理解できるようになるのです。熟練の時計職人であれば、時計がどのようなしくみで動き、どうすれば性能を上げることができるのかを明確に説明することもできるでしょう。しかし知能を理解するには、この還元主義的な考えではうまくいきません。
—- 中略 —-
要素を切り分けて個別に理解していくという、還元主義という伝統的な科学の思想とは相容れない——。結局、知能というのは隠された方程式があって、それを解き明かすのではなく、どこまで行ってもモヤモヤしたよくわからないものであることを受け入れるしかない ?? それが今の人工知能の研究者たち・エンジニア達の実感なのです。
—- ここまで —-
なんだか不安になりました(笑) まるでSFですね。アシモフの未来小説の序章を読んでるみたいな
ペンギンのケークウォーク
雨のソフトクリーム
今日はせっかくの休日だったが、法定12ヶ月点検、とかで、車をディーラーに持っていかねばならなかった。点検が終わるまでの待ち時間、代車を借りて近くのホームセンターに買い物に行った。店内には買い物客に交じって、老人がヒマつぶしに来ていた。ヨッパライ某が買い物をしている間、所在なくぶらぶらしていたので、もしかすると同類と思われたかもしれない。12時に点検が終わったので、どこかで昼飯にしよう、ということになり、いつもの漁港近くのスシ屋に向かった。2時までに着かないとスシにありつけないので、念のためナビに到着予想時刻を計算させたところ、2時5分、と出た。まともにトロトロ走れば、それくらいかかるかもしれない。でも、山道をショートカットしながら走れば1時半には着くはず。というわけで、安全運転を心掛けながら急いで走った。ディーラーを出て1時間半後、ぼくらはスシ屋の座敷に座り、安い方の寿司をつまんでいた。いつもなら帰りに海に寄って、砂浜をぶらつくのだけど、昨夜あまり寝てないので、まっすぐ帰ることにした。途中、饅頭屋の軒先でソフトクリームを食べた。雨の日のソフトクリームは雲のような味がする
映画館は広かった
小さな鉢
こだわると苦労が増えるのです
左は誕生プレゼントにヨッパライ某からもらった時計。ぼくが長年愛用していた掛時計(右)がこわれ、修理したい、と時々つぶやいていたのを覚えていて、100円ショップで買ってきてくれたのだ
時計の中身を取り替えれば、生き返るはずだったのだけど… 左が100円ショップ、右がオリジナル。指針を動かす軸の太さがわずかに違う
残念ながら、オリジナルの指針を取り付けられず、100円ショップの指針をそのまま使うことになった。はっきり言って、とてもカッコ悪い
あれから2ヶ月経った。カッコ悪さにがまんができず、先日、某熱帯雨林で、イチかバチか、ムーブメントだけ注文してみた。送料込み249円。中国から約3週間かけて直接送ってくる。写真、真ん中のがそれ
悲しいことに軸の太さは100円ショップと同じだった。でも、指針の色は前よりはずっといい。ただ、ひとつ難点がある。針の色が本体と同じなので、至近距離で見ないと何時なのかさっぱりわからない
もうねます
歯茎に何か刺さっていた。取れたけど痛いのでもう寝ます
珈琲を売るのは簡単とは限らない
お客さんがいらして、いつものコーヒー豆を注文された。
新しい豆が入ってますよ、と、ぼくは言った。
へえ、どんな味? と彼は聞いた。
さわやかな苦みがあって、雑味がなく、後味スッキリ。こんな男がいたら、さぞやモテるだろなーといった味、とでもいいましょうか。
すると、そりゃボクのことじゃないですか!と彼は叫んだ。
ぼくは不意を突かれ、しばらく声が出なかったが、
そそ、そうかもしれないですね。と、間の抜けた返答をしてしまった。
接客業には未経験者には想像できない大変さがある
















