店の階段の照明の電球が切れた。電球には取り付けた日付が記してある。2012年2月15日。約6年6か月前。寿命を計算したら、約19,000時間。予想したより長寿命だった。
p.s.
もしかして、この電球を取り付けたときのことを記事にしてないかと思って2012年2月15日の記事を見たら、しっかりその翌日に書いていた。予備電球を収納している棚に空箱が大事に保管してあったので不思議に思っていたのだけど、これを読んで理由が分かった。すぐ切れたら返品するつもりでいたのだ
店の階段の照明の電球が切れた。電球には取り付けた日付が記してある。2012年2月15日。約6年6か月前。寿命を計算したら、約19,000時間。予想したより長寿命だった。
p.s.
もしかして、この電球を取り付けたときのことを記事にしてないかと思って2012年2月15日の記事を見たら、しっかりその翌日に書いていた。予備電球を収納している棚に空箱が大事に保管してあったので不思議に思っていたのだけど、これを読んで理由が分かった。すぐ切れたら返品するつもりでいたのだ
夜も更けてきた。
早く寝なくちゃ。
でも、起きている。
溶けかかったソフトクリームみたいに
夏が暑かったせいか、なんだかとても疲れている。
さきほど、大西順子のアルバム、ビレッジバンガード2をiTunesストアからダウンロード。
ネヴァーレットミーゴー
こんな夜は、こういう演奏を一人で聞くのがいいね
午前の仕事が一段落ついたので、お借りしていた村上春樹さんと小澤征爾さんの対談本を読みはじめた。すると、いつもと何かが違うことに気付いた。対談本だから、そこには生の会話が記録されている。その紙上での村上氏の話し方がいつもと違うのだ。おそらく、先日、ラジオ番組で村上氏の声を1時間近く聞いたせい。ぼくはそれまで村上氏の声を聞いたことがなかった。そういうわけで、本の中の村上氏の仮想の声が突如、本物に置き換わってしまったのだ。これはおもしろい、と思い、ネットで小澤征爾さんの対談動画を探しだし、そのおしゃべりをしばらく聞き続けた。結果、紙の上での対談が映画の3Dみたいにリアルになるんじゃないか、と思って。でも、本に戻ろうとしたとき、急に仕事が忙しくなって、その成果を確認することはできなかった。
おととい、某所でシロクマを食べた帰り、いつもの本屋に寄った。整然と並んだ書架の間を歩いていると、なんだか自分がインテリになったような気分になって、ちょっとうれしかった。ネットでamazonをうろついてもそんな気分にはならない。ヨッパライ某は珍しく新書コーナーに陣取り、なにかを探していた。ぼくは図鑑コーナーで魚の写真を眺めた後、いつものようにブルーバックスの書架で何かおもしろそうなのはないか探した。すると「科学者はなぜ神を信じるのか」という、奇妙な題名の本が平積みになっていてぎょっとした。ブルーバックスといえば自然科学を専門に扱った新書のはず。「科学者はなぜ神を信じるのか」なんて問いを立てた本を出すのは非常識とは言わないまでも変じゃないのか。深読みするなら、神を信じない科学者は科学者とは言えない、とも読める。そんな本が、こともあろうにブルーバックスから刊行されている、というわけで、さっそく買って読んでみた。
結果からいうと、これが意外にもおもしろかったし、勉強になった。予想した突飛な論述はひとつもない。物理学、特に、量子力学は哲学的でもあり、スリリングで興味深かった。ソルベイ会議のとき、ホテルで研究者たちが科学と神について語り合った様子については、一流の科学者たちの謙虚で誠実な態度に感動すらした。
以下、そのソルベイ会議部分の抜粋
ところで、この時のソルベイ会議は、量子力学をになう若手研究者たちが一堂に集まったという意味でも、特筆すべきものでした。ド・ブロイ、シュレーディンガー、ハイゼンベルク、パウリ、ディラックらの、錚々たるメンバーです。ある夜に、彼らのうちの幾人かがホテルのラウンジに残り、科学と神について語り合った模様をメンバーの一人のハイゼンベルクが書き留めた、実に興味深い記録が残っています。邦訳はされていませんので、私のつたない訳ですが、その抄録をご覧いただきましょう。