金曜の夕暮れ

夕方、店を出て空を見上げると、雲一つない。その空を黒い物体が8の字に旋回していた

飛んで飛んで飛んで飛んで回って回って回って回る

マグロラーメンの夜

常連のお客さんが描いた油絵。CDのジャケットを見ながら描いたそうです。スティーリーダンの曲にハマってしまい、おもわず描いてしまったという

壁にかけてみました

忙しくて夕食ができなかったというので、某港町の食堂まで夜のドライブ。久しぶりにマグロラーメン。とてもおいしかったです

二人でワインを買いに行く

今日は年に一度の、あの、不必要にデカいローソクに火を灯す日

仕事を終え、家に帰り着くと、さっそく二人でワインとチーズを買いに出かけた。店のワインコーナーで安くてうまそうなワインを探す。今日は自転車のラベルが貼ってあるのを選んだ。600円くらいだったと思う。チーズを選ぶのも楽しい。カマンベールと癖の強そうなチーズを選んだ。

10月のある午後、のんびりしたピクニックにでかけた

高校生の常連客がいて、得意な科目は物理学だという。今朝、コーヒーを買いに来たので、店のレジの上でゆらゆら揺れている針金細工を指さし、これはニールスボーアの原子模型をモデルにしたモビールなんだよ、と言ってみた。すると彼はそれを見つめたままフリーズしてしまった。原子は小さすぎて目に見えない。宇宙は大きすぎて目に見えない。ぼくはふと、イームズチェアで知られるイームズ夫妻が作ったあの短い映画を思い出した。そして彼に言った。おもしろいからヒマなときにでも見てみたら。科学が好きな人にはとてもおもしろい映画。それはこんなナレーションではじまる。
10月のある午後、シカゴの湖畔でのんびりしたピクニックが始まった。

昭和ヒトケタの歌

先日、父とドライブに出かけたとき、父が「音楽はいいもんだなぁ」と、しみじみつぶやいていたので、病室でも音楽が聴けるように、ネットで安いヘッドホンと音楽プレーヤーを注文した。それが今日届いたので、さっそく植木等と石原裕次郎をプレーヤーのメモリーに入れ、試しに聞いてみると、これが素晴らしく良かった。技術が進歩したおかげなのだろうけど、十分すぎる音質。父にやるのが惜しくなった。

仕事を終え、店じまいして父の入院している病院に行った。父は寝ていたが、わざと音を立てて起こし、寝ぼけている父の頭にヘッドホンをかぶせ、石原裕次郎の「銀座の恋の物語」という歌をかけてみた。だんだん目を覚ましてきたので、音楽プレーヤーを手渡し、使い方を教えてやった。植木等がいい、というので、それをかけると、満足した顔で、目を瞑って聞いていた。1000曲くらい入るから今度新しい曲を入れるよ、と言って病室を後にした。

家に帰り、食事をとった後、昭和7年生まれの父が青春後期に聞いたであろう歌をツタヤに探しに出かけた。曲目を見てみたが、ぼくが知ってる歌はほとんどなかった。