月曜日は用事をすませた後、海の近くで魚フライを食べた。海は荒れていたが、それはそれでよかった。海にとって、ぼくなんかどうでもいいことだし
水曜日は娘の誕生日で、久しぶりに家族全員がそろった。仕事が忙しくて家に帰りついたのは9時前。先に食べてくれ、って言ったのに、みんな何も食べずに待っていてくれた
さっきまで屋上で星を見てた。
流れ星が三つ見えた。
「何も勉強しなかったおかげで多くを学んだ」アナトールフランス
「若くなるには時間がかかる」ピカソ
「俺は男じゃなくて男の子でいたい」火野正平
もう寝ます
ヨッパライ某が変な本を読んでいたので、どれどれ、と、ページをめくってみた。するとはじめにこんなことが書いてあった。
今回、自分のことを本に書くことになって、タイトルにしたのは「若くなるには、時間がかかる」。これはピカソが晩年に言った言葉なんだって。若いころ写実的な絵を描いて、年を取るにつれて自由で子供みたいな絵を描いたピカソらしいよな。誰かに教えてもらって、へえって思ったよ。そう言われてみれば、確かに年を取った方が若かった時よりもいけてるというか、サマになってるというか、そんな人もいる。年齢なんて単なる記号の一つなんじゃないかな。
火野さんのことは全然知らないけど、読んでみたらとてもおもしろかった。ぼくとは全然違うタイプの人が目の前で話してる感じがして新鮮だった。
各章の終わりには名言みたいなのが書いてあって、たとえば
「幸福は大胆な人たちに笑いかける」 ヒポクラテス
ちょうど今朝方、大胆にやるほうがうまくいくことが多いな、でも大胆にやるには目に見えない何かを信じるセンスと力が必要だ、などとブツブツ考えていたので、ちょっとびっくりした。